見出し画像

Kaki Project #3〈京都~うどん・そば編〉

京都といえば「うどん」。関東の濃い口しょうゆベースとは違い、いわゆる「おだし」の効いた口当たりが優しくほんのり甘い味が主流。けど京都でもたまには「そば」を食べたいときもありますよね。
今回は京都でおすすめのうどん・そばを紹介します。

京都のおすすめうどん・そば

辨慶 東山店

075-533-0441
京都府京都市東山区五条大橋東入ル東橋詰町30-3

おすすめ:すじカレーうどん 1,050円
京都でうどんと言えば「辨慶」。昭和50年創業の老舗は、もともと五条大橋のふもとに出した屋台がはじまり。地元民からも人気なこちらはなんと言っても豊富なうどんのメニューが魅力。「かけうどん」「月見うどん」「玉子とじうどん」など一般的なものから、「きざみきつね」(サムネイルの写真)や「ハイカラうどん」など関東ではあまり見かけないものまで。その中でも牛すじの入った「すじカレーうどん」がイチオシ。少し辛めのカレーと、だしの甘さがマッチ。細目だけどコシのある麺と良く絡む。
本店は西京極という西のエリアにあり少し観光では行きづらいため、こちらの東山店に行くのがおすすめ。

ちなみに「ハイカラうどん」は関東で言う天かすの入った「たぬきうどん」のこと。関西のうどん屋にある「たぬきうどん」は細切りの油揚げをあんかけに仕立てたものなのでお間違いなく。

すじカレーうどん


京都祇園 おかる

075-541-1001
京都府京都市東山区八坂新地富永町132

おすすめ:チーズ肉カレーうどん 1,050円
祇園にある人気店。豊富なメニューを取り揃えている中で、一番人気は「チーズ肉カレーうどん」。”京都で、しかも祇園のうどん屋さんでチーズだと?邪道だな”と思う人もいるかもしれませんが、安心してください。だしの効いたカレースープは京都のうどんそのもの。謙虚なチーズはあまり主張をしないが、口に入れた瞬間濃厚な風味が広がりいてくれてよかったと思うはず。〆にごはんと一緒に食べるのも◎。

チーズ肉カレーうどん


永正亭

京都府京都市下京区貞安前之町611

おすすめ:特田舎そば 580円

たまにはおそばが食べたい方お待たせしました。ついにおそばです。

四条通のデパート「藤井大丸」横の寺町通沿いにあるお店。老舗の趣がある小さな入り口とは裏腹に、お昼時には列ができるほどの人気店。そばはもちろん、うどんも豊富なメニューを取り揃えている。まずメニューをみて驚くのが価格。400円~の手書きのメニューは、どれも文字だけにもかかわらず想像するだけでよだれが出るほどの達筆・・・文字は大事ですね。中でも特に人気なのが「特田舎そば」(サムネイルの写真)。冷たいだしに浸かったおそばの上には、大根おろし、天かす、ねぎ、きざみのりがオン。そして中央には生たまごが身を構えており、これらを混ぜて食べることでそれぞれのパフォーマンスが最大化され、味も量も大満足の一品。


田舎亭

075-841-4120
京都府京都市中京区西ノ京南聖町21-11

おすすめ:カレーのおうどんセット 1,150円

うどんに戻ってきました。

場所はJR二条駅近くにある「三条会商店街」へ。東西に走る全長800メートルのアーケードからなる商店街は関西最大級。キャッチコピーは「365日晴れの街」。私事ですが、2019年から京都に2年ほど住んでいた時は、二条に住んでおり、この商店街はかなりお世話になった。商店街で流れている曲ではずっと「365にっち、晴れのまっち!」って言ってたな(リンク貼っとくので興味ある方は聴いてみてください)。

余談はさておき、こちらにある「田舎亭」は、商店街西側の入口付近にあるお店。さまざまな種類のうどん・そばの中には、あまり見かけないユニークなメニューも。私はどうしてもカレーうどんにいきがちで、いつも「カレーのおうどんセット」を頼む。カレーうどんとごはんと小鉢がつくセットはおなかも大満足の一品。テーブルのほかに座敷もあるため、家族連れでもゆったり過ごせる。

カレーのおうどんセット

ちなみに商店街の近くに映画好きのマスターがやっている「セバーグ」というカフェがあるので、映画好きな方はお立ち寄りください。店名はジーン・セバーグからとったそう。店内は新旧作品のパンフレットやポスターだらけ。映画詳しすぎて勉強になります。


日の出うどん

075-751-9251
京都府京都市左京区南禅寺北ノ坊町36

おすすめ:特カレーうどん 1,100円

だんだんカレーうどんの紹介記事みたいになってきた。

ここは観光で京都を訪れる人にはあまりなじみのないであろう蹴上という東側の山の方にあるエリア。こちらは食べログ百名店という知る人ぞ知る人気うどん店。実は一度しか行ったことがないが、百名店だけあって印象に残っている。やはりここでもカレーうどんを注文するが、連れて行ってもらった会社の人のおすすめで、麺を「中華そば」に変更した。うどんを頼んで麺を変更するという発想がなかったが、食べてみると非常に合う。麺はいわゆる町中華にある中華そばのあの黄色い麺。コシの強い麺とだしの効いたカレースープの相性が良く、箸が止まらないおいしさ(実際には熱くて何回か止まった)。


G麺

075-213-1840
京都府京都市中京区木屋町通四条上ル下樵町202-1 1F

おすすめ:牛カレーうどん 800円

結局最後もカレーうどん。

京都を代表する飲み屋街「木屋町」にあるお店。アルコール、鉄板焼き、うどんともはや何屋かわからない。そんな「G麺」は木屋町で飲んだ後の〆に食べると最高。だしの効いたお上品なカレーうどんではなく、どちらかというとジャンク感のあるカレーうどん。京都では「木屋町」か「先斗町」で飲む人が多いと思うけど、〆に炭水化物を入れたい時はラーメンばかりではなく、京都に来たからには京都ならではの〆方をおすすめします。

牛カレーうどん+チーズ


結局カレーうどんの紹介みたいになってしまいましたが、ぜひ参考にしてください。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集