48日後に家を出ていく工業高校卒の次男に贈るレシピ【㉓パスタのために焼くカリカリ鶏ももパスタ】
いつも読んで下さりありがとうございます。
次男の引っ越しの日が決まりました。
7月17日~20日です。残り48日くらいです。
その次男にむけて一人暮らしをして、自分でつくれるレシピを残しています。
併せて次男の工業高校時代だったエピソードも書いています。
何かのお役に立てれば嬉しいです。
レシピのみ見たい方はレシピへどうぞ✈️
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【工業高校2年生の次男の製図】
建設科2年生次男。
個性的で熱い先生方に指導を受け、成長した年。
先生の経歴も様々だった。
社会人になってから工業高校の先生になられたり、超進学校から赴任された先生。いろんな経歴の先生方。そんな先生から、いろんな話を聞かせていただいた。
社会にでてからの現実も、ここでも学んでいたと思う。
建設科の先生とは、先生と生徒というよりか師匠と弟子のような関係にみえた。
特に製図を担当して下さった先生とは3年がかりで深い関係性になった。
親の言うことは聞く耳を持たない次男も、この先生に言われたことは絶対だった。
自己主張が強く、自己肯定感が低く、あきらめが早かった次男。
そして冷めた気持ちで「どうせ自分なんか・・・。」という気持ちが強かった。
そんな次男を変えてくれたのは建設のエキスパートの先生で、その先生のやる仕事は一流だった。
製図を描かせても早くて、ものすごく美しい。
仕事の段取り、まとめ、仕上げなど本当に緻密で高いものだった。
授業でも先生のすごさを、ま近に見せられ、どんどん建設科にハマっていくかんじだった。
不器用な次男は、その先生にダメ出しをいっぱいもらった。
建物を作るうえで製図の基礎の基礎になるエスキス。
設計案、設計アイディア、下絵のようなスケッチブックにはダメ出しの後が
いっぱいあった。
「ありきたりすぎる。」「こんなのは家じゃない。」「つまらない。」
と、たくさんの愛❤ある言葉ももらう。
『いったい何が正解なのか?どうしたらOKもらえるのか?』
製図が描けるようになるまで、いっぱい思考錯誤した後がある。
質問したいことも度々あったが、つまらない質問は一蹴される。
ちゃんと質問の意図を考えて先生の空いている時間をみつけてお伺いする。
その頃は『そこまでやらなくても・・』と思ったが
社会人になった今は、当たり前にそんなことができるようになっていて、有難い。
厳しいだけでなく、人間味あふれる先生なので授業外では、たくさんの話を聞かせてもらったり関わって頂いた。
次男の師匠のようになっていた。
そんな師匠から「製図コンクールのメンバーにならないか。」と言われた。
製図コンクールとは「全国高校生建築製図コンクール」というのがある。
全国の高校から課題に沿って(木造平屋建住宅、2階建住宅など)描かれた製図を審査し、賞を決める。
高校生の製図甲子園のようなもの。
金賞作品、銀賞作品などは本当に芸術作品のように美しい。
センス、技術力、発想力すごすぎる。言葉にできないぐらい素晴らしい。
こんな、すごい作品の裏には、ものすごい努力がある。
これらをを高校生が描くので本当にすごいと思う。
そんなコンクールのメンバーに次男が声をかけて下さった。
製図・・・けっして上手くなく得意でもなさそう。
拙い。
ましてや次男の高校は毎年、入賞者が出る。
銀賞もとる年もあるほどの高校。
メンバーも1年生から切磋琢磨された生徒たち。
そんな、すごいところに次男が・・・?
しかし師匠に言われたことは絶対なので迷う余地なく
ふたつ返事で「はい。」だった。
そのころはサッカー部に所属していて多忙だったし課題に追われていた。
私は内心
『マジか~。大丈夫か~。』と思った。
しかし、私の言うことは全く聞く耳を持たないの次男は迷いなく製図コンクールのメンバーになった。
そのころの次男の言葉
「向いている、向いていないとか好き嫌いとかじゃなくて、やるかやらないか、ただそれだけ。」
「やると決めたら期限までにやる。」
かなり腹がすわってきたのだと思う。
師匠の言われたことをやっておけば間違いないという信頼感。
そしてサッカー部に所属しながら
製図部に入ったようなものだった。
不器用な次男のコンクールに向けて過酷な日々が始まった。
続きは次回へ。
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【㉓パスタのために焼くカリカリ鶏ももパスタ】
鶏肉のカリカリ焼くいたものは皆さん大好きです。
それだけでも美味しいのですが焼いたあとに残る鶏油。
それでパスタをつくると本当に美味しいです。
簡単に時短でできます。仕事で疲れてサッとつくって寝たいときにぜひ!
【心構え】疲れていてもちゃんと食べよう!チャチャチャっとつくる!
①揃える物(2人前)
鶏もも肉(絶対もも肉で!)1枚、パスタ、塩、コショウ、ニンニクチューブ、オリーブオイル
マキシム(香辛料)、冷凍枝豆、冷凍ブロッコリー(無くてもいいです。あれば揃えて。)
(写真は4人前で用意しています。)
マキシムって何?
お肉屋さんが作った特製スパイスで焼くお肉料理に合います。今回はパスタのメインの味としても使っています。
これがあると鶏モモパスタがお店の味のような仕上がりになります。
(工業高校の先生から教わりました🙂)
つくり方
1. 鍋に水を入れてパスタを茹でるための湯を沸かす。
2.テフロンのフライパンに油はひかず鶏肉を皮目を下にし入れる。塩コショウ、マキシムをかける。
3.皮目を出てきた油を揚げるようにカリっとさせる。カリッとしたら裏返し中まで火を通す。
4・鍋のお湯が沸いたらパスタを入れ時間通り茹でる。
5.枝豆、ブロッコリーをレンジで解凍する。
6.鶏肉が焼き上がったらフライパンから取り出し皿にうつす。
ある程度冷めたらキッチンバサミで鶏肉を食べやすい大きさに切る。
7.鶏肉を焼いたフライパンにオリーブオイル大さじ1,ニンニクチューブ3cm入れる。
茹で上がったパスタ、鶏肉、枝豆、ブロッコリーを入れて和える。
8・マキシム、塩、コショウを入れてお好みの味にする。
油分が足りなかったらオリーブオイルを足す。出来上がり!
🔔ポイント🔔
お好みのスパイスがあれば、鶏肉の油とぜひ、合わせてみてください。
鶏油を出すためにモモ肉を焼くイメージです。
合わせる野菜は無くてもいいですが、あればキノコ類、アスパラガスなども合います。パスタを茹でている時間で鶏肉が焼ければ、すぐに食べれます!
疲れていても、ちゃんと作った自分を褒めてあげましょう!
ぜひ!お試しください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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では、また美味しい記事でお会いしましょう♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・
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