ストウブ・チャレンジと12月のセレク落ちおうちごはん
カルフール・冬のSTAUB(ストウブ)祭り
在仏酔狂クッカーの生活に、スーパーマルシェとマルシェは欠かせない。(マルシェ=マーケットと変換ください)
パリではMonoprix(モノプリ)ばかり行っていたが、引越し先の街にはモノプリがない。さもあらば、Carrefour(カルフール)一択。他にもスーパーの選択肢はあれど、我が家はOtto氏の嗜好もあってマジでカルフールでしか買い物しないので、かなりの上顧客である。
さて、毎度お世話になっておりますカルフール。レジの度に「ヴィニェット要る?」と聞かれて、当初、一体全体なんのことかわからなかったから不要と答えていた。
後に義母から教えてもらって判明したのが、ヴィニェット(vignette)はどうやら小さなシールのことで、10ユーロ買うと1枚シールがもらえるらしい。で、何に使うのかといえば、この冬に大型カルフールで開催中のストウブコラボキャンペーン。このシールを集めたらキャンペーン用のスペシャルな器たちが5ユーロで買える、ということらしい。
シール集めたらタダでもらえる、ってわけじゃないけど、日本でいうところの「ヤマザキ・春のパン祭り♪」みたいじゃない?なつかしのCM音・脳内エンドレス再生。ちなみにあの白いお皿はフランス製ですよ奥さん。
我、蒐集癖があることは自覚していたが、日々の買い物で貯められるとなるとこれはどうしたってその血が騒ぐ。で、2ヶ月間、ハマった。
一度集め始めるとコンプリートしたくなるサガ。義母にも集めていることをアピールしたら、会いに行く度に貯めていたものを譲ってくれたりした(多謝)。
レジ担当の方、フランスっぽくテキトーな方もいて、どかっと多めにくれたりなんてこともあった。
問題が、この26cmラウンドココット。ストウブの鍋はラウンド20cmとオーバル27cmをひとつずつ持っているけど、ひとり参鶏湯したときに丸鶏が入りきらなくて、大きめの鍋が欲しかったんだよなあ・・・。
半額以下だし、色も黒で好みだし、あーでもうちコンロ未だにひとつしか稼働してないんだよなあ・・・とかなんとかで最後まで迷っていたら、義母がクリスマスプレゼントに買ってくれた。聖母。
ということで、蒐集の成果がこちら。
グラタン皿(STAUBのすでに持ってる)以外コンプリート。基本白皿を愛用しているけど、料理の邪魔をしない絶妙なグレージュ具合がよい。
これでストウブ鍋は3つになった。20cmよりもかなり大きくて容量も2リットルくらい違うから、丸鶏も余裕で焼いたり煮込んだりできそうだ。やったー。
コンロはひとつ、ヒトはふたりなのに、嗚呼鍋と皿だけがどんどん増えていくよ・・・。
12月のセレク落ちごはんたち
そんなこんなでストウブ皿たちが加わった12月のおうちごはん。惜しくもセレク落ちしたものたちをどうぞ。
かぼちゃのポタージュとキッシュ・ロレーヌ
ストウブといえばフレンチ。フレンチな惣菜の定番といこう。
一番最初に手に入れたスープボウルを使いたくて、ハロウィン用に飾ってたかぼちゃを解体してスープにすることにした。
キッシュは珍しく生地から作る。
ネギのキッシュとクレソンのスープ、ミックスサラダ
キッシュ・ロレーヌを作ったときにこれをのせられる大きめの丸皿が欲しいな・・・と思っていたら、カルフール冬のストウブ祭りのラインナップにあるじゃあないの。
ってことで、丸皿ゲットして早速またキッシュ。レシピはこちらがベース。
オニオングラタンスープ
12月は氷点下2度、体感で氷点下8度という日が何日かあった。めちゃくちゃ寒い日にはこれがいい。
メンチカツ・ハムカツ・普通のカツ
そういえば、ここ長いことメンチカツ作ってないな?
ハムが余っていたので、卵サラダを包んで揚げ焼きに。
クリスマスが終わったらいつものワンプレートスタイルにもどろう。
豚ヒレかたまりを厚めに切って、トンカツ。
骨つき鶏唐揚げ&フリット
Otto氏が会社のクリスマス会で不在だったひとりの夜。ゴーカイに骨つき鶏を唐揚げにしてやったぜい。
自作しめ鯖
金曜恒例の港散歩。鯛は元の価格(1匹7ユーロ)に戻ってしまっていたので、他の魚をなにか・・・と思ってプラプラしていたら、普通のサイズのサバに混ざってサイズのご立派なサバが1匹、目に飛び込んできた。もれなくお持ち帰り。
パリにいたときもやってみたかったけど実現しなかったしめ鯖。ついに実現の日がきた。三越伊勢丹のレシピ集はしょっちゅう参考にしている。
結構時間がかかるものなのね・・・。
酢でフィニッシュしたら、1食分ずつラップで包んで冷凍庫へ。サバはアニサキスが特に怖いので、2日以上冷凍しましたよ。
しめ鯖、まだ何食分かあるのでなにかアレンジもしていきたいと思ってはいる。
恒例のOKOを牛ひきで
買い物してなくて豚バラもハムもないけど、牛ひき肉ならあるってことで、ひき肉でOKOにしてみた。チーズもON。意外にこれイケる。
日曜日の昼アペロ
日曜日は港でマルシェがやっているのでそこでチーズやパンなどを買うのが最近の定番。クリスマス特価サラミ(通常3本のところ4本で10ユーロ)なども仕入れてアペロ・ディナトワール。
豚の角煮で丼とチャーハン
冷凍庫整理のため、豚バラかたまりを使ってしまおう。白ごはんさんのレシピを参考に、丁寧に下茹で。
醤油とか酒とかを多く使う煮物系は、調味料がなかなか入手できないためごちそうの類なのである。
翌日のひとりランチに角煮丼としていただく。美味。そしてなかなかの背徳感。
そのまた翌日、角煮のこのままの状態だとOtto氏が食べないと踏んで、チャーハンにしてみることにした。
角煮、トランスフォーム、コンプリート。Otto氏にも好評であった。
スモークサーモンで洋風ちらし
義母もいらっしゃるし、洋風なスシでも作るかってことで、ちらし寿司を作ることにした。昔はよく使っていた飯台、ここ数年使う機会がなかったけど、ようやく出番がやってきた。
ちらしって米を炊いて具をのせるだけだから、豪華に見えて楽ちんなのがいいな。
1.5合分が一食でなくなる好評ぶりであった。
以上、駆け抜けて12月のセレク落ちおうちごはんをお送りしました。
もしかしたらこれが今年最後の投稿になるかもしれないので、みなさまどうかよいお年をお迎えください。あー掃除しなきゃ!