チーズじゃない、フォンデュ〜Fondue bourguignonne
ボンソワー。フランスは北国からユイじょりがお届けしますよ。
北のあさんぽは、美術館のお庭が定番。
地方都市の美術館は自然豊かで人もほぼゼロなので、目を離さなければ放牧OK。俺も喜んで走りまくっている。
さて、2週間にわたり鶏漬けの生活を送っていた我が家。週末から北にやってきてからというもの今度は牛漬けの日々を送ることになる。
というのも、義母が牛の赤身塊を1.5kgくらい仕入れておいてくれたから。
土曜の夜、日曜の昼は、フレンチの定番ステーク・フリットをいただいた。肉&芋合わせのやつですね。ここでも書いているけれども、「北といえば芋。芋といえば北」。
芋はどう転んでも美味しいので、私にとってステークフリットの唯一のこだわりは肉の焼き加減。
Otto氏はとにかく赤い部分がないようによく焼く派なのだけれども、私は限りなく赤くあってほしい派。義母と焼きの好みが同じなのが幸いして、ほぼ2食連続だけれども全く違和感なく美味しくいただいた。
お腹いっぱいで昼寝したら、あっという間に夕刻。
まだお肉はかなり余っているように見受けられる。これは夜もステーキなのかしら・・・とドキドキしていると、義母いわく、「夜はフォンデュよ」と。
さて、「フォンデュ」と聞くと、真っ先に思い浮かぶのは、コレ。
そう、チーズフォンデュですね。
え・・・生肉をチーズにつけるの・・・?とおそるおそる尋ねると、ノンノン、フォンデュ・ブルギニョンヌよと。
ハーブ入りのオイルを鍋に入れて熱して、その中にひとくち大に切った牛肉を浸して好みの焼き加減で取り出し、ソースなどをつけていただく、と。
牛肉の素揚げか?
かなり前にスイスで同じようなものを食べたような気がするけれども、肉は確か薄切りだった気がするぞ。
お肉を串に突き刺しましてね。
こういう専用器械があるのがさすがである。ひとり2串でスタンバイしたら、油の中に投入。
これはかなりレアな感じだけど、まあ手始めに。
義母いわく、このお皿はフォンデュ用のお皿なんですって。
これは我が家のように焼きの好みにバラつきがある場合にとてもいい食べ方だなと思った。
ひたすら油通しした肉ばかりを食べ、赤ワインで流しこみ、お腹ぱんぱんで就寝。
すると・・・夜通しお腹から音がする。それもコポコポどころじゃなく、ギュルギュル的な感じで、激しく。
追い討ちをかけるように、翌日の昼もまだお肉が余っているとのことで、そちらをいただいたところ・・・
○☆+*^%$#@":{}|"?><KI(*&^%$#@
はい、内臓が処理しきれなくなりましたー。
具体的にいうと、水下痢が止まらなくなりそれが夜中まで続くという。。
きっと肉×油、さらにアルコールの組み合わせがこたえたのであろう。これ、日本の焼肉でも同様のことが起きそうだ。
まったく同じものを食べている、(なんならデザートにハーゲンダッツとかチョコバーとか食べている)お二方はケロケロリーンとしているので、やっぱり私の島国な胃は大陸に馴染まないらしい。最近チーズも量食べられないしな。。
ということで、本日の教訓。
「牛肉は連続2食まで。肉×油は要注意」
(鶏は全然OKっぽいんだけどなー)
今日の俺コーナー
ザ・アンニュイ。これはとても得意な表情。いつも俺の写真は大量に撮っているけど、十中八九こんな顔をしている。
アップ画。ちょっとボーボーしてきたな。
マフラー新調しようかしらね?今年は。
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