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ビールが決め手のフランス北部名物料理、ウェルシュ

今日は、マッチョな激甘党、我がOtto氏が大好きなフランス北部の名物料理をご紹介しよう。その名も、「Welsh(ウェルシュ)」

なーんて、さもワタシ知ってますみたいなドヤ感を出しているけど、このウェルシュ。私は昨日まで、実物を見たこともなければもちろん食べたこともないし、作ったこともなかった。Otto氏のリクエストに応えようと、見よう見まねで作ったのだ。


時はたしか年始に遡る。noteご近所の、たしかハマのあたりでビール煮の話題が出た時だ。

ビール煮といえば・・・そういえば、お盆にフランス北部を訪れていた際、このへんの名物なーんだ?と思って調べて、Carbonade Flammande (カルボナード・フラマンド)という牛肉のビール煮があったのを思い出した。この記事の真ん中あたりをご参照のこと。

Otto氏に、「よおぉし!パリに帰ったらカルボナード・フラマンド作ったるもんね〜!」と声高に宣言したところ、「いや、ワタシはそれよりもウェルシュの方がスキだから、作るならウェルシュを作ってくれ」と釘を刺されたのだ。

犬好きとしては、「ウェルシュ」と聞いて一番に思い浮かぶのは、やはりこの子だろう。イギリスはウェールズ原産の、「ウェルシュ・コーギー」(画像はwikipediaより引用)。かわいい🐶

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料理のウェルシュについて調べてみたら、やはり発祥といわれているのはウェールズだった。でも今はフランスの特に北の方(ノールorパドカレ地方)で郷土料理として愛されているとのこと。

簡単にいうと、ビールを浸したパンに、大量のチェダーチーズとビールで作ったソース?のようなものをかけて、オーブンで焼いたもの。すごい見た目の食べ物だなしかし。


いろいろとレシピを見てみたけれど、共通するのは、ポイントは大量のチェダーチーズとbière brune(ブラウンビールと訳すようだ)。


今日はこちらのレシピを見ながら作ってみよう。
フランス版クックパッドみたいな感じ。


こちらが材料。チェダーチーズを400g弱、ビールはまさにフランス北部で作っているPELFORTH Brune (ペルフォース・ブラウン)。
あとは、ハムとパン・ド・カンパーニュ、マスタード、たまご。

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作り方はいたってシンプル。
まず耐熱容器にパン・ド・カンパーニュを敷き詰める。

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ビールを大胆にシャバシャバかける。なかなかいい香りのするビールだ。
一方、この時点で、私なにやっちゃってるんだろう・・・と若干不安になる。

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気を取り直して、ビールを吸い込んだパンの上に、マスタードを塗りたくり、ハムをのせる。ハムをのせた写真は撮り忘れ。

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次に、お鍋にチェダーチーズを放り込んで、溶かす。
どうせ溶けると思ってそのままぶちこむ。

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溶けてきた溶けてきた〜。

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美しき金色の輝き。飛び込んでいいですか?

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チーズが完全に溶けてなめらかになったら、こちらにもビールをとぽとぽ。目分量で適当に。マスタードと胡椒で味を整える。

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このチーズ&ビールの液体を、先ほど並べておいたビール浸しハムのせパンの上からまわしかける。
なんだこの迫力ある食べ物は・・・。

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200度くらいに温めたオーブンで15分くらい焼く。
余ったビールを飲んでいたら(美味)、あっという間にチーズに焼き色がついてできあがり!

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さて、ここにきてすっかり卵の存在を忘れていたことに気づく。
ビールの誘惑に負けたせいだ。今更遅いし!
そしていつもならパセリとかなんちゃら緑をのせるけど、そんなののせてる場合じゃねぇ!とにかく熱いうちに食べることがポイントだと背後でOtto氏が五月蝿いので、さっさと取り分けて、いただくことにする。

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やーだ、なにこれ!美味しい〜〜!!

初めて食べたこんなの。チェダーチーズにブラウンビールの甘みとコク、それにマスタードの酸味が入ってえもいわれぬ味。チーズの焼けた感じもグッドでーす。

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何度見てもどうみても、カロリーの権化。
寒いところの食べ物だけあって、あったまるし、冬にはもってこいな感じ。

ウェルシュ通のOtto氏も、初めてにしては上出来と言っていた。
節制中やダイエット中の人はアレだけど、とっても美味しいよ。


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昨日の「みるぅと呼んでくれ」トレーナーのイロチでーす🐶


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ユイじょり
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