チェルさんたちに倣う、フレンチな鶏のソテー
今日は、ゴミ捨て中に右人差し指、および調理中に左中指を豪快に負傷したためキーボードを打つのがものすごく不自由ゆえ、簡単に。
左右とも溢れ出る血よ・・・ようやく止まってくれてよかったけども、指が使えないと仕事にならんなと気付いた2月半ば。いきなり満身創痍になることって、あるよねー。
さて、今宵は毎度お馴染み、日本のパリからレイチェルおじ、じゃなかったケイチェルおじさんが一昨日UPしていた、コレです。
noteご近所のおすすめを実行する速さといったらば、ご近所界イチなのではなかろうか。
・・・と言ってみたいだけなのだけど、これ、要のソースは毎日でもできるんじゃ?ってくらいの常備食材。バターに小麦粉、白ワイン、ブイヨンキューブ、生クリーム、レモン汁。
とりあえずシャンピニオン・ド・パリ(マッシュルーム)だけ買ってきた。
鶏肉は冷凍庫に眠っていた胸肉と、皮付きのモモ上層部分。レンチンで解凍して、一口サイズに切っておく。胸肉だけだと200gしかなくて、ケイチェルおじさんの様子を拝見するに2人分じゃ絶対足りないだろうと思ってさらに冷凍していたモモも付け足してみた。
前から読んでくださっている方々はご承知のとおり、我が家は「IHコンロひとくち」という、なかなかの調理難民。
それゆえ、オーブンをいかに活用するかにかかっている。
おかげで、だいぶサバイバル力がついた気もするけれど、まー、なかなかに厳しいんですよね!
課題は、いかにソースとメインと付け合わせを同じ時間にフィニッシュに持ち込むか。
もうそんなの、付け合わせとメインを同時に焼いてしまえの術しかあるまい。米とかパスタに合うらしいけど、どちらもコンロ必要だからNG!!ここは我が家の主食じゃがいもといこう。
厚めの薄切りに切ったじゃがいも(どんなじゃがいもじゃい?)を、ちょい硬くらいまで茹でて、オーブンシートをしいたオーブンの天板に並べる。
一口大に切ってオリーブオイルを絡めた鶏肉たちをじゃがいもの上にのせて、適当にハーブとかのせておこう。今日は乾いたローズマリーがあったのでパラっとしておいた。200度くらいのオーブンで10分くらい焼く。
鶏肉が焼けてきた頃に一度オーブンから出してマッシュルームを足して、そのまま焼き上げる。
オーブンは勝手に焼き上げてくれるので、コンロ側では絶品らしいソースを。
ここからはレイチェルおじさんの記事に詳しいので、真似する方はそちらをご参照のこと(私もいちいちガン見した)。
バターと小麦粉をまず炒める。
いい感じにコゲました。
ブイヨンをいれてさらに煮込んで水分を飛ばす。
この時点で香りがですね、とても懐かしい感じの香りがするわけで。
これはなんの香り?・・・と、私のみじんこレベルの脳の記憶を辿ると、幼い時に玄関のドアを開けると漂ってくる母の作るシチュー。それを「あ!ちょっと焦がしちゃった!」感じの匂い。
これにミルクいれたらシチューになりそうだな、なんて思いながら、料理用白ワイン投入。
さらに水分飛ばしーの、最後に生クリームとレモン汁投入。
ここで味がだいぶオトナな感じに締まるのだな。
オーブンではじゃがいもと鶏ときのこが焼き上がっているので、盛り付け。
ソースは下に敷く派。
オーブンの具をのせてパセリでも振りかけておこう。
相変わらずもりっもりだな。
左Otto氏 、右Wata氏。
味見の段階でもわかってはいたけど、うん、とっても美味しい!!
Otto氏いわく、「ソースはちょっとかたいけど、味はよい」と。確かにさらさらなリキッドというよりドロドロな感じに仕上がってしまった感はいなめず。次回はもう少し早めに切り上げよう。
そういえば、ちょうどご飯を食べながら先週のTop Chefを見つつ料理の話をしているなかで、「ソースはフランス料理にとって特別だから、厨房でもソース担当は一番スペシャルなんだ」とOtto氏。おいたまと同じことを申しておりましたよ。
とにもかくにも、鶏にも魚にも合うソースを教えてくださってメルシー、マダムレイチェル & ムッシューケイチェル!