北フランスの深夜食堂で、豚汁定食を
大根とごぼうを担いで、パリから北へ
時は2週間前にさかのぼる。
私と俺🐶は、バカンス@ベトナムにでかけたOtto氏&義母のお迎えのため、TGVにのって1ヶ月ぶりのパリへ。
人でごったがえす北駅に到着。やっぱりパリは人多いなあ・・・と、すでに田舎モード全開。もともと田舎者だからか、田舎への順応は早い。
異国情緒満載の北駅周辺からアフリカンブティックをウィンドウショッピングして、モンマルトル近くの生地問屋街へ。ここには手芸用品店が集まっているので、とりあえずなんでもある。
今回のパリ滞在のお目当ては、ボタン。
目下製作中(当時)のシルクモヘアカーディガンに合うボタンを探し、小1時間どころか2時間くらい3軒行ったり来たりして、迷う。
目がチカチカし始める頃、ようやく決めたら、あとは大好きな友に会いに。
Aちゃん&その町内会の方々などと1ヶ月ぶりの再会である。わーい。
楽しい時間はあっという間。
翌日、夕方オペラでポロ味噌&半額ラーメンを大量に仕入れ、北で売ってないラブ野菜、大根を買い、CDG空港へ。
そうそう、ごぼう!前日に如意棒級の長ごぼうを仕入れた編み友Kからおすそわけしてもらったんだ。これらをかついで、北へ戻ろう。
北のとある寒い夜
ごぼうをくれた編み友Kが、そういえば豚汁をつくると言っていたなあ。
肌寒い北の夜、我が家も豚汁であったまろうじゃあないの。
・・・がここで、すっかり忘れていた。
味噌汁系全般を好まないOtto氏の存在である。
氏の帰宅後、ボリューミーな味噌スープと米の組み合わせなんてどう?と聞いたら、案の定、ワタシ ミソスープ フヨウ。
はい、そうですよねー🥹
米はOKだというので、翌日のObento(最近週2でお弁当を作っている)を見越して、先にOtto氏のごはんを用意することにした結果がこちら。
ただのObentoプレート
おにぎりは、最後のひとふり三島のふりかけ「かおり」をまぜこみ、具はSurimi(カニカマ)マヨ。
米炊いてブロッコリー茹でて卵焼いてタコさんウィンナーを焼くというのをひとくちコンロでやるってなかなか大変だな・・・ってことで、時すでに21時半。
まだ豚汁の「と」の字も始まってないし。
ひと息いれてさらにエナジーチャージして(=ワインさらに飲んで)、これからが本番である。
豚汁作り、いざ参らん
先日イカ豚チヂミを作った際、多めにスライスしておいた自家薄切り豚バラの出番である。
材料は、パリから担いできた大根、ごぼう。あとはネギ、しいたけ(乾燥しいたけを戻した)、にんじん、しょうが。
あーーー並べてみて気付いたけど、こんにゃくと里芋、忘れた。芋はまあいいとして、こんにゃくは入れたい。次回またパリからかついでこよう。
豚バラをごま油で炒めたら、ネギ以外の野菜をよく炒める。
野菜をよく炒めたら、水と残りわずかの茅乃舎だしパック、味噌を少し加えて、アクをとりながら煮つづける。
いい感じになってきたら、最後にネギ入れて、火を消す前に味噌としょうゆとみりんで味付けしたら完成。
おろししょうがをパラパラして、豚汁、出来たァ。
23時の豚汁定食
ほぼ深夜食堂な北の豚汁定食。いただきましょう。
胃に、しみいる・・・・・・。
罪なやつめ。
その他のおかずは、お昼に作ったナスとひき肉の中華風いため、豚汁を似ている間に作ったカブの浅漬け。あとはOtto氏用にゆでたブロッコリー。
これを美味しいと思える日本人であることに感謝と誇りすら覚える(大袈裟)。
食後は、Obentoを詰めて就寝。
酔っ払って海苔をハートに🫶まあシラフでもたぶんやるけど。
とにもかくにも、何事においても完全なる夜型、否、深夜型な私なのである。