週末は海の幸〜サーモン、牡蠣、舌平目
ここ1週間、雨が打ちつける音か、もしくはけたたましいアラーム音で起きていたけれども、いたって静かな土曜日の朝。
俺に急かされて庭に出ると、あれあれ、雨降ってない・・・!
これほど太陽と青空を待ち望んだことがあっただろうか。
これは日光を補給してビタミンD作らないと!!
8度くらいしかなくて寒いので、着込んで港方面までくだる。
いつもの散歩道はさすがに冠水まではしていなかったけど、今までみたことのないくらい水位が上昇していた。
海の魚介市場に行ったら、いつにない人出。我同様久しぶりの晴れでみなさんモラル向上を狙っているにちがいない。
いつもお世話になっている皆さんは一体全体大丈夫だろうかと、週1の大きなマルシェに立ち寄ると、案外8割型常連の方々がお店を出していた。耳をそばだてていると皆、水害の話ばかりしているけど。
ああでも、マダムクレソンはいなかったんだよな。マダムのクレソンまた食べたいよ。。
あ、そうそう、Otto氏のこと忘れてた。
土曜日の朝イチで出発したらしく、冠水が頻発していそうな内陸ルートを迂回して、無事に帰還。掃除機かけてたらひっそりと帰ってきて驚かせるもんだから、心臓が飛び出るかと思ったね。
夕飯はもちろん、金曜に作った緊急事態の牛ひき&ルウなしハヤシライスをメインに。一晩寝かせたんでね。美味しいはずだよ?
ハシヤスメ・ユイコ(誰?)的には、メイン以外にもなんか欲しいよね。
箸休め的なやつ、サラダとかスウプとか。
マルシェで仕入れてきたじゃがいも玉ねぎなどの基本野菜を使ってレッツポテサラ!それに飽き足らず、ポテサラの茹で野菜を常温戻ししている間に、玉ねぎとにんじんとセロリのコンソメスープもこさえてみましたが。
こちらの3品、Otto氏がどのように食べたか。カッコ内は全てフランス語にて。
まずはスープに口をつけて、一言。
🇫🇷「これは中に何を入れたの?」
材料当てクイズをしながら、氏、スプーンで丁寧に飲み干す。よし。
次にハヤシ。
🇫🇷「これ赤ワイン強すぎ。赤ワインのソースワタシあんま好きじゃない・・・」
え・・・前に作ったときは好きだって言ってたよね?
そうは言いつつ、ハヤシを食べ尽くした氏。
🇫🇷「とても美味しかった、ありがとう。(ソファへ去る😴)」
・・・って、ハヤシイマイチからのポテサラ手をまったくつけてないね?
ポテサラ、手間もかかる上にそんな喜ばれないからもう作るのやめようかなマジで。私は好きなんですよ?バターたっぷりのピュレよりも、具沢山で。
日付変わって日曜日。
寒いけどかろうじて晴れ?くらいな天候だったので、ちゃんと着込んで日曜の魚市場&マルシェまで。
日曜はもっぱらフロマージュとパンとたまに肉しか買ってくれないけど、今日は私の食べたいものを魚市場で買っていい雰囲気。ハヤシ気に入らない一件でヘソを曲げた私を気遣ったのか?なら許す。
こんな日に限って、昨日溢れていたホタテがほぼなかったし、他にも惹かれるものがそんなになかったので、サーモンと牡蠣と舌平目をチョイス。本心ならば、寿司よ?🍣
帰宅後。ランチには、サーモン。
左上に見えているのは、大根おろし。しょうゆ&おろし&鮭&米という組み合わせに、震えた。実家だと毎朝出てくるやつ😭
とにもかくにも、大根をおろして冷凍していた1ヶ月の前の自分を心の底から褒めてあげたいよね。
ちなみにotto氏はステークフリットであります。安定の夫婦別食。
夜は夜でまたもや魚。最高。
Otto氏に秘蔵の白ワインを開けてもらって(開けさせて)、軽くアペロしたら朝買ってきた魚介たちを調理しようね。
お米を炊いている間に、前菜をキッチンでさくっと。今年の生牡蠣始め。
昔は生牡蠣メインで2ダースいけたけど、もう3つで十分なお年頃。
前菜の牡蠣を堪能したのち、メインの舌平目を調理。
米を炊いていたコンロが空いたら、舌平目の出番。
大量のバターをアロゼしながらひたすらじっくり火を通していく。
魚と米を存分に堪能できて私は幸せだなぁと。やっぱり俄然肉より魚派なのだわ。
ちなみにOtto氏、食べてはいるけど、魚に骨があるのがうんたらかんたらと不服そう。
「日本人は魚の骨に文句なんて言わないのよ。骨あるのデフォルトね。しかも子どもでさえお箸を使って綺麗に食べるんだよね!だっふんだ!!」
ブドウとかスイカの種は飲み込むらしいのになんで魚の骨くらいで…って思ったけど、まあ食文化の違いというか好みの問題というか。
最近は5秒に一度は喧嘩しているような気さえするけど、まあ結婚なんてこんなもんか?
胃文化&異文化交流に戸惑いつつもリスペクトしつつ、ぼちぼち仲良くやっていけたらいいなと願ってやまない結婚6年目のスタート。
最後に、我々の宝、ハートのにんじんを奪う俺をご覧くださいませ。