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旅の思い出

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旅行のエトセトラ、旅先で出会った美味しいものの記録、旅の思い出の味の再現などなど
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ヨーロッパ最大のアクアリウムが最高すぎた話

今日もじょり家のバカンス中のお話。 先週、雨が続いたフランス北部の海辺の街で訪れたのが、こちら。 ヨーロッパ最大のアクアリウム。 その名も、「Nausicaá」。 日本人的にはフランス語の発音の決まりなどガン無視で、とりあえず条件反射で私のような反応をするのではないか? 「えっ、ナウシカ!?」と。 間髪入れずOtto氏から「ノンノン、ノジカだろう!」とツッコミが入った。どうやらこの名前の由来は、ホメロスの古代ギリシャ長編叙事詩『オデュッセイア』にでてくるお姫さまのよ

タイトル「君は何を見つめているの」

太陽を浴びに、北フランス パドカレの海岸沿い散策

久しぶりに太陽を見た7月初日、フランスの北国からボンソワー。 月曜日からフランス北部、Pas-de-Calais、パ=ド=カレ県の海岸沿いでノンビリやっている我が家。 どの辺かというと、wikipediaのパ=ド=カレのページからお借りしたイメージ画像によると、この赤い部分の海岸沿い。 ちなみにいつも北国と言っている義母宅は、この赤い部分の右隣、ベルギーの国境沿いにあるノール県にある。本当に最北なんですよ、フランスでは。 さて、月曜日に到着して以来、到着日こそ青空が出

追憶のマドリッドきのこ

どうも、昨日の昼から、今日の朝を除いて通算4食連続で昨日完成した自家製鶏のパテカンを食べているユイじょりです。明日の朝起きたら鶏になってそう。むしろなってしまいたいわ。 フレンチの風をびゅんびゅん吹かせた鶏パテカン、フライパンで両面をこんがり焼くとこれまた最高に美味なので、オーブンででも魚焼きグリルででもパテカンを作ってみようって気になった私のような物好きな方々は、是非お試しのほどを。 さて、今日は追憶のマドリッドきのこと題して、旅と食をちょこっと振り返るシリーズ。 最

フランス南西部、中世の街で食べたきのこのオムレツ

外出制限でどこにも行けないとなると、過去の旅行を振り返ったりしたくなるもの。今日は、1ヶ月くらい下書きに入っていて、写真を探す余裕ができたときに書こうと思っていた旅行記を。 私の場合、旅行は基本、飲んで食べることがメインなので、旅を思い返す際は必ず食べ物が絡んでくる。 秋口に入り、マルシェにずらっと並ぶきのこたちを見て思い出したのが、フランス南西部の小さな街で食べたきのこのオムレツだ。 左のオレンジっぽいのがジロール茸、右の巨大なのがセップ茸 あれは、5年前の夏のこと

ヨーロッパ文化遺産の日〜赤いフォーとサン・マルタン運河からの、アイスモナカで〆

今日は、おそらくほぼ半年ぶりの外食記録&パリのお散歩日記。 今週末、日本は4連休でこちらは普通のウィークエンドと申し上げたけれど、19日、20日と実際は「Journées européennes du patrimoine(ヨーロッパ文化遺産の日)」。 こちらのサイトによると、この2日間は、 大統領官邸であるエリゼ宮や数々のモニュメント、美術館など、普段見ることのできない歴史的建造物が一般に公開される2日間で、大半のスポットに無料で入場できます。1984年にフランスで始

フレンチバスクの美しき夏の思い出〜万能系付け合わせ、ピペラード

2018年の夏、あれはまだトーキョーで会社勤めをしていた頃。 お盆休みの前後に有給休暇をくっつけて、日本のサラリーマン的にはかなり大胆な2週間の夏季休暇をとり、Otto氏とともにフレンチバスクで休暇を過ごした。 バスク地方とは、フランスとスペインとの大西洋側の国境地帯。下の図のオレンジ囲みらへん。2国にまたがっているので、フレンチバスクとスペインバスクが存在する。この地方は大好きなので訪れるのは彼此3、4回目じゃないか? 近年コンビニスイーツで日本中を席巻していた「バス

ひとめぼれの絶景、プローチダ島を想う〜とろとろブラータのカプレーゼ

今日は何の日、フッフー これを口ずさめる方は、今の時代あまりいないのかな… と想像しつつ、今日も思いッきりいってみよう。 さてここ数日、毎日のように「今日は何の日?」機能が私に迫ってくる。 IphoneのPhotosアプリも、Google Photosも、各種SNSのお知らせも、夏休みの楽しくうつくしく美味しい思い出写真ばかりをあげてくるのだ。 くやしいくらい充実していた、ここ数年の夏休みの思い出。 バルセロナのマテ貝、トルティージャ、天才ガウディの作品たち サントロ