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旅の思い出

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旅行のエトセトラ、旅先で出会った美味しいものの記録、旅の思い出の味の再現などなど
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2020年9月の記事一覧

ヨーロッパ文化遺産の日〜赤いフォーとサン・マルタン運河からの、アイスモナカで〆

今日は、おそらくほぼ半年ぶりの外食記録&パリのお散歩日記。 今週末、日本は4連休でこちらは普通のウィークエンドと申し上げたけれど、19日、20日と実際は「Journées européennes du patrimoine(ヨーロッパ文化遺産の日)」。 こちらのサイトによると、この2日間は、 大統領官邸であるエリゼ宮や数々のモニュメント、美術館など、普段見ることのできない歴史的建造物が一般に公開される2日間で、大半のスポットに無料で入場できます。1984年にフランスで始

本気で恋したバルセロナを想う、マテ貝のシンプルソテー

ここ最近、一瞬夏が戻ってきている、パリ。 昨晩は、1ヶ月ぶりにパリの深酒系友Aちゃんと近況報告会をしたのだが、先週の酒処ユイじょりで突き出しとして出した、例のケイチェルおじ風ジーマーミー豆腐をもう一度作って、製氷器のまま持参。 二人の共同作業により片栗粉をまぶし、オーブンで焼き上げたところ、美食なAちゃんからも「これはイケる」と太鼓判&お墨付きをいただいた。この豆腐の存在を教えてくれた@ケイチェルおじ氏に、この場を借りて重ね重ね御礼申し上げたい。 さて本題。昨日のスペイ

ラングスティーヌのトマトクリームフェットチーネ🦐〜ニューカレドニアの思い出(余韻編)

一昨日、昨日と2日間にわたってお届けしてきた、ニューカレドニアの思い出(地獄からの天国編)は、しれっと今日まで余韻をのこす。 天国編でエビ・えび・海老のエビ3段活用、エビ漬かり生活を実践してきたと書いたら、なかなかに皆さん、エビ好き、エビ狂、エビリスペクトが多いようで。私ももれなくなので、うれしい。 なんだろう、このエビ味好きは。島国に生まれて育つと、DNAレベルでエビLOVE要素が組み込まれているのでは?と思わずにはいられない。 今日は、そんな地上の楽園ニューカレドニ

エビと、えびと、海老と〜ニューカレドニアの思い出(天国編)

昨日の「タクシーに3万円以上払って地べたに寝た日(地獄編)」に続いて、今日は天国編。 結論からいうと、ただの天国でしかなかったので、写真中心に振り返ってみようと思う。 地獄明けの成田〜首都ヌメアサプライズ続きの1日を終え、一夜を空港の床で過ごしたのち、朝7時前には寝床を追い出される。寝床であるみずほ両替所がオープンするからだ。 Otto氏によると、エアカランの昼発の直行便に振り替えることができたとのこと。JALのある第2ターミナルから第1ターミナルに移動しなくてはならな

生まれて初めて、空港の床に寝た日のこと〜ニューカレドニアの思い出(地獄編)

2019年9月9日 ちょうど1年前、9並びのこの日。 私の30ウン年の人生の中でも、忘れがたい1日だ。 本当は人生の中でもっともハッピーな1日になる予定だった。 でも、まったくもって正反対の意味で記憶に残る1日となった。 今日は1年前のそんな1日、自分で思い返してみてもなかなかに壮絶な1日なので、思いっきり振り返ってみようと思う。 題して「陸の孤島へ、決死のルポルタージュ」だ。 なんの日かというと2018年に結婚式を挙げたものの、お互い日本とフランスを行き来すること

モントリオールの風が吹く〜2日目のチリコンカーンで、プティン風

昨日の週末、北でのイモまみれの記事を書きおわった頃、パソコンの画面全体にクラッカーが吹き荒れた。どうやら、おととい記事にしたチリコンカーンの記事が、編集部のおすすめに掲載された模様。 乱視が強い私が、裸眼で見える世界 ちなみにその数日前に書いたズッキーニのマジックガトー・オ・ショコラもピックアップはしていただいたようなのだが、クラッカーは鳴らなかった(はず)。乙女でお茶目なOtto氏のおかげで予期せずしっかりオチまでついたというのに。。 そんなたいしたこと書いてないのに