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学校関係者150人の前で不登校経験を話した結果【後編】
北海道不登校児童生徒支援連絡協議会で、学校関係者向けにお話しました。
不登校時代の不安感や劣等感、罪悪感を学校の先生方にお伝えするのは、とても不安の大きいことでした。でも、それを乗り換えてよかったと思えるようなあたたかいご感想をたくさんいただけたので、ご紹介します。
↓前回の記事↓
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再登校ではなく「保護者と子どもの笑顔」を目標にする
・当事者の話は大変貴重でした。登校が目的ではなく自分を取り戻していく。その通りだと思います。教師として何ができるか考えていきたいと思います。
・学校はともすれば登校をゴールとしがちですが、それは学校からの視点でしかないと、本当に本人や家庭が幸せになれることは何かを再認識することができました。
・子供の、保護者の笑顔を取り戻す というフレーズは大変納得できました。先生方も、保護者も一緒に目指せるようになれば、本人も幸せですね。
「保護者と子どもの笑顔」を支援の最上位目標にする。このフレーズに関するご感想が一番多かったです。
私としても一番伝えたいことの一つだったのでとても嬉しいことでした。
保護者の負担感が大きい
・不登校の子どもの保護者に大きな負担がのしかかりだすということを改めて知ることができた。
・不登校の児童生徒対応のキモはその保護者の対応にあるなと再確認しました。
・保護者への支援を大切に、元気になってもらうことが子供の心の平穏につながると理解出来ました。
不登校の子どもの保護者は、子どもへのフォロー、学校との連絡、家族間での意見のすり合わせなど、過度な負荷がかかります。
これを和らげ支えることが、結果的に子どもの回復に繋がるという事実は、これからも発信していこうと思っています。
不登校に関係する人たちが孤立し苦しむことが問題
・担任だけで抱え込まないで、周りの先生方と協力しながら、学校側ができることを1つ1つ取り組んでいくことが大切だと感じました。「教室に来てもらわないと…」と焦るのではなく、子どもが笑顔でいられるために、ゆっくり待つことも学校側ができることの一つだと思いました。
・学校、担任、学年の悩みにも寄り添い、関係者それぞれが笑顔で過ごせる支援を模索していきたいです。
子どもの不登校で過度な負担がかかるのは、担任の先生も同じでしょう。
学校内や関係機関にいるスペシャリストとチームを組み「保護者と子どもの笑顔」という目標を共有することが大切なのでないかと思い、お話しさせていただきました。
講演内容のアーカイブ動画
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「不登校」や「ホームスクール」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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