鈴村 結@ホームスクール実践中

鈴村 結(すずむら ゆい) ホームスクールを選択した子ども3人(中2、小6、小3)を夫…

鈴村 結@ホームスクール実践中

鈴村 結(すずむら ゆい) ホームスクールを選択した子ども3人(中2、小6、小3)を夫婦共働きで育てています。 私自身も、小4から不登校を経て大人になりました。 子どもが自分で学び方を選べる社会が来ることを願って発信しています。 ※発信する内容は、あくまで個人としての意見です。

マガジン

  • 不登校について

    小4から不登校で公務員になった私の体験談のほか、徒然に考えたことをまとめています

  • 小1からのホームスクール

    知的好奇心旺盛な長男が、ある日突然「もう学校に行くのは無理だ」と大泣きし不登校になりました。 そこから親子でたくさん話し合い、ホームスクールを選択し、現在までをまとめています。

  • 読書と学び

    読んだ本や学んだことをシェアしています

  • ホームスクーラー共同運営マガジン〜子育ての「再」デザイン

    • 425本

    日本の中で不登校の子は、16万人いるといわれています。 その中で「学校以外の選択肢」を選び、自分の子どもにあった学びの環境を作っている家庭があります。 その子ども、その家庭によって完全オーダーメイドな「ホームスクール」。 他の家庭はどんなことを大事にしているの?どんなことやっているの?  ホームスクーラーのブログの紹介や、実践家庭の投稿から、子だけでなく、親も一緒に成長していくための共同運営マガジンです。

  • ホームスクーリングについて

    我が家の子どもたちが選択した「ホームスクーリング」という学び方について綴っています

最近の記事

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【まずはここから】自己紹介と目次

鈴村 結(すずむら ゆい)です。 2010年生まれの長男、2012年生まれの長女、2015年生まれの次男の3人を、夫婦共働きで育てています。 2021年6月26日から投稿を始めたこのnote、2023年11月23日現在、7,677スキをいただいています。それだけの回数、皆さんの心に届いたのだと思うと本当に嬉しく思います。 これまで「ホームスクール」「不登校」など多数の記事を書いてきましたので、このページを目次として整理します。 不登校で悩んでいるあなたの心に少しでも寄り添

    • 不登校について話すとき気を付けている3つのこと

      来月、北海道で不登校のセミナーに登壇します。 11月23日(土)が帯広市、24日(日)は岩見沢市、それぞれ40分~50分いただき喋るので絶賛スライド作成中。 こうしてお話しするときに、気を付けていること3つを紹介します。 (すぐに申し込みたいという方は、見出しから「登壇イベント詳細」に飛んでください) 話をするときに気を付けていること3つ届ける相手をイメージする まず大切にしているのが「この話を誰に届けるのか」ということです。 私が話せることの中から、参加してくださる方が

      • 「不登校の理由」設問はこのままでよいのか-令和5年度文部科学省調査-

        前回、文部科学省の不登校調査「不登校の理由」という設問の回答方法が変わったことで、学校が実態を報告しやすくなったと書きました。 じゃあこれで良いのかというと、違う。根本的な部分が改善されていないので、もう少し考えてみましょう。 ↓公式ページはこちら 不登校の3割は「やる気」がない?不登校の状況について学校が把握した事実がこちら。「学校生活に対してやる気が出ない」32.2%、「不安・抑うつ」23.1%と突出して高いです。 前回までの調査では、「無気力・不安」と一つの項目に

        • 令和5年度文部科学省調査「不登校の理由」いじめが前回から6.6倍に増加

          文部科学省が毎年秋に発表している不登校などに関する調査で「不登校の理由」という項目にちょっとした変化がありました。 ここから読み取れる文部科学省のスタンスが興味深かったので、ご紹介します。 ↓公式ページはこちら これまでは「要因」をひとつだけ選んでいた令和4年度までの調査は、学校・家庭・本人で分けられた「要因」の中から一つを選ぶものでした。 結果は「本人の無気力、不安」がダントツ1位。これについて私は、去年の記事で次のように表現していました。 実際、公益社団法人 子ども

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        • 不登校について
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        • 小1からのホームスクール
          12本
        • 読書と学び
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        • ホームスクーリングについて
          70本
        • ホームスクーラー共同運営マガジン〜子育ての「再」デザイン
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        • HSCの不登校
          12本

        記事

          3.7%の子どもが不登校 過去最多34万6千人を考える‐令和5年度文科省調査-

          文部科学省が毎年秋に発表している「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果概要」が今年も公開されました。 ↓公式ページはこちら 前回に引き続いて不登校数が増加し過去最多この調査は、令和5年4月1日から令和6年3月31日までの実態について、文部科学省が各学校からの回答を取りまとめたものです。 マーカーを引いている箇所の通り、不登校児童生徒数は346,482人、1000人当たりの不登校児童生徒数が37.2人です。 人数・割合共に11年連続で増加

          3.7%の子どもが不登校 過去最多34万6千人を考える‐令和5年度文科省調査-

          11月24日 北海道岩見沢市で不登校をテーマに講演します

          北海道岩見沢市で発足した「不登校の親の会」にお声がけいただき、現地での講演会に登壇します。 主催者さんは、不登校の保護者同士がつながるきっかけ作りや、不登校当事者の生の声を届けたいという思いから講演会を企画されました。 リアル開催だからこそ生まれるつながりや、気づき、安心感をお届けできるようお話しさせていただくので、お近くの方はぜひ足をお運びください。 日 時 11月24日(日) 13:15~16:00 場 所 岩見沢市民会館まなみーる 多目的室(岩見沢市9条西4丁目1)

          11月24日 北海道岩見沢市で不登校をテーマに講演します

          11月23日 北道道帯広市で不登校をテーマに講演します(オンライン配信あり)

          noteで情報発信を始めてからは初となる、現地開催の講演会です。 子どもたちがホームスクールに至るまでの過程や、私自身の経験が中心になります。オンライン配信もありますので、地域に関係なくご参加ください。 日 時 11月23日(土) 13:30~16:00 場 所 星槎国際高等学校帯広学習センター(帯広市西5条南10丁目37番地) 参加費 無料 申込フォーム https://x.gd/KpJoc 「不登校」や「ホームスクール」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまと

          11月23日 北道道帯広市で不登校をテーマに講演します(オンライン配信あり)

          子どもが思春期に突入する前に知っておけてよかったこと

          「お父さん大好き!」そう言っていた子どもが突然「お父さんキモい」と豹変する思春期。 そうなる理由を端的に教えてくれた書籍をご紹介します。 親にとっては、赤ちゃんの延長線上にある子どもですが、子ども自身の変化はめまぐるしいもの。 その変化を適切に受け止めて接する必要があるということを、教えてくれた一冊です。 正直、他人事として読み始めたこの本を見かけたとき、浮かんだのは「娘はいつか夫のことを忌避するようになるのだろうか」という心配でした。 私の娘(11歳)と夫はとても仲が

          子どもが思春期に突入する前に知っておけてよかったこと

          講演会のお知らせ@静岡県御殿場市

          8月24日(日)13:30〜15:00 御殿場市とオンラインで繋いで、ホームスクールについて話します。 ホームスクール7年目の我が家ではどんなタイムスケジュールで学んでいるのか、子どもをサポートする親の心構えなど、具体的なお話が多め。 下のポスター画像をクリックすると申込フォームが開きます。 定員は会場が15名、オンラインは20名。 どちらも先着順なのでお早めにお申し込みください。 この講演会で何を伝えたいのかについて、主催者さんとミーティングしたときに出てきた言葉がと

          講演会のお知らせ@静岡県御殿場市

          ホームスクール7年目の日常

          新年度を迎えてから1ヶ月半がたち、子どもたちの生活ペースも落ち着いてきました。 今回は最近の我が家の様子と、オンライン講座のお知らせです。 ホームスクールを選択して育つ我が家の子どもたちは、学年が1つずつ上がって、長男中2、長女小6、次男が小3になりました。 長男が小1の11月ころからホームスクールを始め、現在7年目となる我が家。 引き続き、フリースクール、通級指導教室、学校の部分利用など、各々が自分の居場所を選択しながら過ごしています。 長男は、私の身長を追い越し、肩

          ホームスクール7年目の日常

          年度末に、学校の先生とSNSについて考えてみる

          先生とSNSの関係性について、ちょっとした気づきがあったので綴ります。 「やってるけど見るだけなんですよー」の意味地域の面白そうなイベントやワークショップに参加すると、「実は教員をしていまして」という方に出会うことがあります。 楽しくおしゃべりをしたあと「インスタとかFacebookされてますか?」と水を向けると返答はこのどちらか。 Bについては「アカウントあるけど繋がるのまではちょっと…」という意味だなと判断し、「じゃあまたどこかでお目にかかれたら、よろしくお願いいたし

          年度末に、学校の先生とSNSについて考えてみる

          不登校の子どもの親が年度替わりに備えておくこと

          子どもの進級・進学が近づく3月は、ちょっとソワソワしますよね。 その子が不登校の場合「次年度は通えるだろうか、担任の先生はどんな人だろう」という気持ちになるかもしれません。 そんな時におすすめな「学校への依頼文フォーマット」をご紹介します。 担任が変わると最初から説明し直し?子どもが不登校になる背景には、その子の特性、学校の環境、人間関係など様々な要因が絡み合っています。 もちろん先生間での引継ぎもされているはずですが、35人分の情報をニュアンス含めて完璧に伝えることは難し

          不登校の子どもの親が年度替わりに備えておくこと

          【不登校理解の決定版】不登校新聞 石井志昂さんのお話し

          不登校当事者の声を大切に発信し続けている、不登校新聞社の石井志昂さん。先日公開されたの動画のお話しがものすごくわかりやすかったので、ダイジェストでご紹介します。 要約はいい、本編が見たい。という方はこちらからどうぞ。 ↓動画本編↓ 人には不登校が必要なときもある何百人もの不登校当事者へ取材してきたた石井さんの結論です。 『人には不登校が必要なときもある。』 これは、私自身の経験や、子どもたちの経過を見ていても納得の論。 学校で消耗したエネルギーを回復するために、不登校と

          【不登校理解の決定版】不登校新聞 石井志昂さんのお話し

          不登校の子どもを支える親にこそ楽しみが必要

          我が家の子ども3人は、ホームスクールという学び方を選択して伸び伸び育っています。 子どもが日々笑顔で過ごしているのは、親として嬉しいものです。 その一方で親は、自分が笑顔でいるための何かを後回しにしがち。 今回はそのことについての気づきを共有します。 子どもたちを夢中で支えた6年間6年前、当時小1の長男が「もう学校に行くのは無理だ」と玄関で大泣きして以来、紆余曲折を経て、我が家の子どもたちはホームスクールに落ち着いています。 そこに至るまでの間、家族でたくさん話し合い、

          不登校の子どもを支える親にこそ楽しみが必要

          不登校当事者と文部科学省職員が向き合ったシンポジウム 一般公開です

          シンポジウムの概要先日、パネルディスカッションに参加させていただいたこちらのイベント。 当日の様子がYouTubeで一般公開されました。 ↓こちらをタップすると動画が再生されます↓ ◆プログラム◆ 第1部 調査報告及び基調講演 第2部 先進的な自治体事例の紹介 第3部 パネルディスカッション ここからは、当日シンポジウム会場で感じたことを振り返ります。 第1部 調査報告これは、昨年末まで行われた「不登校の子どもと保護者実態ニーズ調査」についてです。 調査を担った、N

          不登校当事者と文部科学省職員が向き合ったシンポジウム 一般公開です

          TOKYO FM ニュース番組の不登校特集に出演します

          2024年1月20日(土)朝6:35分頃から、TOKYO FMの「TOKYO NEWS RADIO~LIFE」という番組に出演します。 「不登校は親への社会的支援も含めて考えてみる必要があるのでは?」というテーマのミニ特集。 私は不登校の保護者として「こういう支援が欲しい」というようなお話をさせていただいてます。 TOKYO FMの周波数は、 東京 80.0MHz/多摩・武蔵野 86.6MHz/青梅 83.6MHz 八王子 80.5MHz/新島 76.7MHz/八丈島

          TOKYO FM ニュース番組の不登校特集に出演します