ゆい|Do It YUIself
”何もない”と思っていた日常の中にあるクスッと笑えたり、心が温まるような小話を10分で書いていきます。
今日は今まであまり話してこなかった夫の仕事の話を書こうと思う。 夫は”心の専門家”としてクライアントさんの人生に寄り添っている。 人生の伴走者、といった感じだろうか。 そんな夫は幼き頃から自分の気持ちを言葉にすることが出来ない子どもだった。 小学生の頃からイジメや恐喝に遭い、人生に対して絶望感しか感じられないまま大人になってしまったそう。 まぁ、そんな人生観を持ったまま社会人になってしまったので、当然ながら上司に恵まれずパワハラには遭うし、同僚からもきつく当たられる日々
北海道でアイヌの精神文化を学ぶ旅。最終話。 ここまでの記事はこちら👇 前回、トイレ事件が勃発していた摩周湖を後にし(その③を読んでね)阿寒湖へと戻ります。というのも、実は阿寒湖滞在中からこの”ロストカムイ”が気になっていたのです。 元々ここアイヌコタンでは伝統的な古式舞踊を体感できるシアターが常設されていましたが、近年ではデジタルアートや現代舞踊、サウンドデザインなどを組み合わせて舞台を立体化した最新の演目を楽しめるようになっていたそう。 正直全くどんなものか想像でき
先日、息子が高校で受けた健康診断の結果が半年越しに届いた。 血液検査の結果、専門医に受診が必須とのこと。 検査結果を見てみると、白血球の数値が10000を超えている。 人間ドック学会による基準では、 とのことだった。 白血球が多いことによる病気を調べてみたところ、やはり可能性として高いのは”白血病”。 しかしながら血液検査をしたのは半年ほど前。 もし”急性”の白血病であれば、恐らく今頃何かしらの体調不良が見受けられてもおかしくないだろうが、息子は子供の頃から風邪もほとんど
一泊のつもりで家を出た阿寒湖でアイヌの精神文化に触れる旅。 前回まではこちら👇 急遽、車中泊で旅を続行することを決意したので阿寒湖から車で約1時間の摩周湖まで行ってみることに。 と、いうのも、旅に出る少し前に「摩周湖で人生が変わった」という記事を見ていたのでこの旅のヒントになるかもと思ったのです。 摩周湖は世界で2番目に透明度が高い湖。しかしこの辺りは霧がよく出る地域なので、なるべく晴れ間を狙って行きたいところ…。移動中も天候を気にしていたのですが曇りが続いていたので後か
日々の自分の捉われている視点を変えるために出た旅。 アイヌの精神文化に触れる旅になると直感的に思った前回。 そもそも何故”阿寒湖”だったのか。 実は阿寒湖は道内最大のアイヌコタン(集落)であり、今も約120人ほどのアイヌの血を受け継ぐ方々が実際に生活を営んでいる場所なのだそう。 もちろんそんなことは知らずに阿寒湖に向かったわけなのですが、やはり呼ばれて来たという感覚は合っているような気がしています。 さて、アイヌを語るにあたり絶対に欠かすことのできない存在が ”カムイ”
最近ある事象について自分の心が捉われていて、ふとした時にもそのことが頭をよぎってしまって何も手に付かなくなる…ということが続いていました。 その状態が自分のエネルギーを停滞させているのもわかっていたし、自分の見ている視点を変えなければいけないこともわかってた。 だけど同じところをぐるぐる巡ってしまって、なかなか抜け出せない。 そんな中、”今の自分から考えられる全ての打開策”をノートに書き出してみた。 たくさんの候補の中で、”今の自分”ができる最善は【その事象に対して、何も行