ひれ伏す30代(2月19日~22日増刊号)|日記

平均5時。今週の起床時間。もう立派なおばあさんです。

いままでよりちょっとやることが増えてきただけで毎日日記が書けなくなった。だが、全く気にしていない。
自分に心地よいリズムとバランスの方が大切なので、今の自分にはこれがちょうど良いということだろう。


月曜日
明日から3日連続で外出の予定がある。
驚かれるかもしれないが、いまのわたしにとってこの計画はだいぶハードルが高い。果たして無事こなせるのかとうっすら不安も過ったが気にしないようにする。ネガティブな感情はスルーする。

火曜日
アポのことを考え過ぎてほぼ寝れなかったが元気。
新しいことをしようとするとやっぱり必要以上に緊張してしまう。
これじゃあなにも成長出来ていないな。いかんいかん、気楽に。と思い出し、心を軽くさせる。
今日お会いしたのは同世代だが少し年下の女性。
航空会社のグランドスタッフ経験者で、現在はスタートアップ企業にて創業時からのメンバーとして活躍されているとのこと。
ビジネスよりキャリア寄りの話を中心にインタビュー。

水曜日
今日もベンチャーマインドを持つ企業の中堅社員との対談。
同世代と言うこともあり、お互いの今後のキャリア展望を中心に会話。
とても早口で横文字も多く、かつてのサ●バー●ージェントや博報●堂を彷彿とさせる。ディスってないよ。

木曜日
お昼にちいかわカレー(中辛)を食べ、夕方まで調べもの。
ちいかわで中辛。つまり実態としては甘口だ。やはり日本語は難しい。
日経電子版のあとに紙の本を読むと落ち着く。もっと言うとせきしろさんと又吉直樹の自由律俳句を読むと心と脳みそが溶けていく。
一日中PCやスマホの画面を見続けることは、やっぱりどう考えても疲れるからどうにかならないものか。
noteだってできれば紙で読みたい。
それを考え過ぎてもう出家するしかないな。でもお寺でもPC業務はあるのかな。とか考える。

夜に対談したのは、またもやスタートアップ企業の若手社員。
なんと一回りも年下だったが、いい意味で若く見えない。落ち着いて自社について語ることができ、かと言って変に難しい言葉を使って鎧を着ているようなこともなく、つまるところ頭がよく優秀な方なのだろう。
そうだとしても、ひとつひとつの言葉が経験に基づくもので説得力があり、よく言われる「自分の言葉で話す」ことの大切さを実感する。
終盤なんかもう頭が上がりませんと言う状態で、わたしの経歴を絶賛してくれても恥ずかしくて目を見られなかった。
お世辞はまだまだ上手に言えないようで安心した。

わたしは気が付いたら最終的にひれ伏していた。
勝負をしてたんじゃないんだけどね。

甲子園球児が自分の年齢よりも下になったと気づいたとき、なんとも言えない気持ちになる人が多いらしい。わたしもそうだった。
そこから始まり、気付けば世の中で最先端にいる人々の多くが自分より若い世代が多くなった。あくまで自分基準だが。
純粋に凄いな、素晴らしいなと思う。
今週お会いしたお三方は皆、早い段階から提案~意思決定までを自分の意志で進める経験を多く乗り越えてきた強者たちだ。
素直に、一生懸命に、ポジティブに。

お陰で初心に返ることができた。
じゃあ自分はどうしたいのかと言われると、結局のところ美味しいごはんが食べたいとしか言えないんだけど。

金曜日(いま)
休日なのにうっかり5時前に目が覚めてしまった。
すっかり眠気が飛んでいるので素直に起床。
WEBメールに婚活サイトのプロモーションが届いていたが、婚活を調べたことも会話に出したこともない。
なぜ。なぜ故郷の親戚だけでなくAIからも結婚の圧をかけられなければならないのか。朝から釈然としない。

釈然としない。

まったく釈然としないが(しつこい)、わたしにはこのあと青山ウエストガーデンでお茶をするという素晴らしい予定があるので最強だ。
婚活なんかしている暇はない。
件名をみて0.7秒でdelete。
清々しい。

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