あえて超めんどくさいことをやる意味
お久しぶりです、唯です。
最近また文字で残しておきたいな、という気持ちが再燃してnoteに戻ってきました。
今年の6〜7月はダブルワーク、習い事、その他の活動、いつも通りの家事、ハンドメイド制作などバタバタ過ごし、
ツケが回ってきたのか7月の下旬には急に動けなくなり1ヶ月ほど自宅安静していました。
そんな中、ここ4年毎年欠かさず行っているのが『梅干し作り』。
今年は安静期間と土用干しの期間が重なり干すことができず、数日前にやっと干すことができました。
1. めんどくさい梅作りを敢えてやる理由
梅干し作りは、正直めっちゃめんどくさいです。笑
少量だとそこまでですが、4kg漬けるとなると時間と労力が…。
梅干しを作り始めたきっかけは、中医学を学び始めた頃、梅干しが体に良いと知り、市販ではなかなか無添加のものが手に入らないから、
という理由でした。
一方で、今はちょっと良いスーパーで無添加の梅干しが手に入りますし、
買えば一瞬なんですよね。
作る意味あるの?って思いますよね。
それでも私が梅干しを作りたくなる理由は、
・作る過程に癒やしと楽しみがあるから
・自分で漬けた梅が美味しいから
・おすそ分けすると喜んでもらえるから
このあたりです。
特に、ひとつ目の
作る過程に癒しと楽しみがあるから
という理由が1番大きいです。
2. 梅干し作りの魅力ポイント
まず家に梅が到着した時点で色にバラつきがあるので、青い梅は室内で追熟していきます。
これがまあ〜良い香りだこと!
果実のフルーティな香りが部屋全体に広がり、
仕事から帰宅するとこの香りに癒されます。
熟したあとはヘタをとったり洗ったり、重量を測ったり漬ける作業になりますが、このあたりは無心で行います(笑)
漬けたあとは、梅酢に梅が浸かるのを待つ。
その様子を朝眺めては、帰宅後にまた確認(笑)
梅酢の上がる様子を観察する時は、
なんだか植物の成長を見守ってるような気分になるんですよね。
この後は、晴れの日を見計らい、梅を干す作業に取り掛かります。
網に並べる作業は無心で行い、ベランダで3日間干します。
その間も梅の様子が気になる(笑)
急に雨が降らないかな、虫が来てないかな、風に煽られてないかな、と。
この時もまた植物を育てているような感覚です。
風に揺られる網を眺めつつ、
時々窓を開けると、梅の香りが漂います。癒される〜。
このあとは、瓶に詰めて完成です。
3. 梅干し作りじゃなくても良い
今回は梅干し作りを例に取りましたが、
梅干し作りじゃなくても良いんです。
目の回るような忙しい日常の中で、
ふっと体の力が抜けるような瞬間、癒し、時がゆったりと流れるようなひとときを過ごす。
五感で感じる。
これが自分のなかで、偏っていたものを元に戻すような感覚。緩める感覚。
せかせかした気持ちを落ち着かせる…。
もちろんその為の時間と労力の確保は必要ですが、
自分にとっては大事な時間です。
瞑想、自然に触れる、キャンプ、豆から引いたコーヒーを淹れる、なども当てはまるのではないでしょうか。
自分にとっての『癒し』と『その時の感覚』を思い出せるようにおくと、
体も心も回復が早くなるのでオススメです。
ぜひ、忙しい中にも自分にとっての癒しの時間を作ってみてください。