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オンライン講座と生涯学習の素敵な関係:いつの間にか夢が叶っていた話*
ここ3年ほどオンライン講座を主宰しています。先日までやっていたのが、この講座。Apple Distinguished Educatorそろい踏みでiPadを創造的に使う講座でした。毎週90分、21:30から23:00までで行っています。有料講座で、様々な業界から講師を呼んだり、時には自分が講師を務めることも。とにかく楽しいから続いています。
最終日、受講者の声にハッとした
受講者は20人ほど。最後の日だったので、一人ずつ感想を述べていたときのことでした。その日「耳だけ参加」だった女性がこう言ったのです。
わたしは父の介護をしています。仕事との両立もあって、外部の研修には出ることができません。でも、たまたまこの講座を福島先生のFacebookで知って申し込んでみたんです。こうやって顔を出さなくても参加できるし、好きな時に動画で復習できる。交通費もかからない。本当に嬉しかった。ありがとうございました。
泣きます。オンライン講座を主宰する人の間で、こんなことをいう人がいました。「顔を出してちゃんと参加している人が少ない。講師に失礼ではないか。」そんなことは断じてありません。
学びかたは自由だし、むしろ洗濯物を干しながら、食器を洗いながらでも参加できるなんて素敵!この言葉に、救われた気がしました。
諦めた、生涯学習の先生という道
実は大学卒業時、わたしは学校の先生になるのは夢ではありませんでした。むしろ、一生学び続けるということに興味があったし、大人の生涯学習に関わる仕事がしたかったのです。でも当時そういう仕事はあまりなかった。
高校の先生なら、自分の人生を3年スパンで設計できるし母校が受け入れてくれるということで高校の先生になりました。今でも後悔はしていません。20年以上高校の先生をやってきて、息をするように仕事ができるようになり、生涯学習のことはすっかり忘れていました。
PDPJという研修の新しい形
わたしが提唱している新しい学びの形はPDPJと言います。
Professional Development in your PJs. (PJs は英語でPajamasの略)つまり、パジャマ姿で参加できる研修です。
実際、オンライン講座の時はわたしもパジャマやスウェット、参加者も風呂上り、中にはビール片手に参加だったりします。それくらいリラックスしているからこそ続くんです。
夢は、自分を生きていればいつの間には叶うもの
分かったような言い方をしていますが、わたしも先ほど気づいたこと。自分を生きること、自分が「これで世界を変えたい」と思うこと、ワクワクして毎週でもやりたいこと。続けていくとその延長線上で夢が叶うのです。その時やりたくないこと、生きたくない人生は夢にならない。つまり、夢は自分自身の延長線上なんです。
オンライン講座、枠を外してワクワクの世界へ!
次の講座は2020年3月4日から。講座の内容も、一応マーケティングはしますが、基本的に自分がその時一番学びたいことです。この3人の変人から目一杯学びを引出したいと思っています。
中西一雄さん:泣きたくなるほどのICT環境、ないないづくしの中、自力で懸賞金や助成金を百万円得て理科室に人クラス分のiPadを整備、クリエイティブな授業はどこを切り取っても楽しそう!
吉川牧人さん:
そして倉本龍(りょう)さん。某有名通信制高校で働きつつ、お片付けに類稀なる力を発揮。片付けは未来の自分へのプレゼントだと倉本さんは言います。確かに、ものの配置を決めることと、優先順位を決めてチームでする仕事を割り振ることは同じ。
とっても苦手なので、早く学びたい!次のプロジェクトに生かしたいと思っています!
さいごに
生涯学習、実は吉川さんの住む掛川市は日本初の生涯学習都市なんだそうです。2020年いろいろコラボしていくので、もっと夢が叶っていくのかなとワクワクしています!それでは、講座でお会いしましょう!
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