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「物」 最後は全てゴミ : essay
メルカリとか、されているでしょうか?
私はやっていません。
なのでブックオフとセカスト(2ndストリート)に、リサイクル品の買取をしてもらうため出かけました。
それも、久しぶりの事です。
ブックオフには二十冊ほどの本を持って行ったのですが、全て値段は付かず、処分をお願いしました。
セカストは、ベネトンのコートと靴を二足でしたが、靴一足が買取となり、残りは持ち帰りになりました。
以前なら、数百円にはなっていたし、処分にも持ち帰りにもならなかったのになぁと、びっくりしました。
ブックオフに出かける前に近くのリサイクル店に電話すると、
「マンガは値段が付きますが、小説は値段は付かないですよ。」
と言われました。
リサイクルに持ち込んだ物の購入時の総額は数万円です。
でも、ほぼ全て処分。所謂ゴミです。
年末のため、沢山の物が持ち込まれていましたが、処分や持ち帰りが多く、大量のゴミのようでした。
購入時の総額が数万円と言うのもありますが、どれだけゴミが作り出されるのかと思うと、「何かを買う」と言うのが、とても怖くなりました。
「私たちはゴミを買っている」
としか、思えませんでした。
今の世界は、大量のゴミを作り出し、環境汚染し、ゴミを作り出す循環を続けないと経済は回らない仕組みで生きてるんですよね。
そんな事、私だけが気付いた訳ではないと思うんだけど、そんな仕組みがずっと続いています。
noteの宣伝のようですが、読み物として、様々なジャンルも揃い、携帯一つあれば読む事が出来て、もう、noteでいいんじゃないか?と思えます。
でも、アナログな私は紙のページを捲るのが好きなんですよね。
本棚から好きな本を取り出さして、そこにある事も安心します。
今ある好きな本だけ残して、後は、図書館にしようと思いました。
持ち帰ったコートは、バックを作る事にしました。
洋服も極力買わない。
そもそも、洋服は買わなくなったんですが…。理想は飽きたり、傷んだらリメイクし、最後は雑巾になるまで使う。
便利グッズも買わない。
掃除は、重曹、アルコール、中性洗剤。古くなった歯ブラシを使用する。
全ての人がそんな生活をしたら、経済は回らなくなるのでしょうか?
もし、回らなくなったとしても、新しい社会を考える人が現れますよね。
どんなに好きなアイテムだとしても、物はいつかゴミになってしまう…そう思うと、悲しいのですが、稀な残り方をしない限りは、ゴミなのです。
出来れば自然に帰る事ができる物がいいのでしょうね。