【子育て】朝の折り紙時間がくれたもの
先日保育参観があった。
息子は、折り紙でペンギンを作ると言っていた。
教室でみんな先生の言う通りに、ペンギンを折っている。
そして、出来上がったペンギンを画用紙に貼って、顔を書いていく。
しかし、息子は裏表反対にのりを付けて貼ってしまっていた。
先生がペラペラした方にのりを付けて下さいね~と言っていたのを、全く聞いていない。
と、言うかそもそも出来上がったペンギンがどちらが表か分かっていないのだ。
たから、周りのお友達がやっている事をキョロキョロ見ながら、真似しようとしている。
息子の気持ちは、良く分かる。
子どもの頃、私もそんな感じだったからだ。
だから、責めようがない。
ごめんよ、我が子。
間違ってしまうのはママも同じだよ。
それから、朝折り紙を一緒に折る時間を作るようにした。
息子は、真似をして同じ様に折ることが難しい事が分かった。
折り紙の向きが分からない。
折り目をキッチリ付けることが出来ない。
それでも、完成した作品を見ることは楽しい様で、毎朝何を作ろうか?と一緒に考える。
今日選んだのはカブトムシ。
なかなか難しい。
これは私が手伝わないと出来なかった。
折り紙をやるようになって、何故か私の心も安定している。
テレビやYouTube等は、自分が何かの労力を費やさなくても、時間潰しになる、言わば目的を持たない行動。
しかし、折り紙や読書は少なからず自分の労力を費やさないと達成されない行動だから、やる気が必要になる。
やる気がなくても出来ることって、充実感は薄い。
折り紙は、ペラペラの紙が自分の手で思う通りに形を変える。
その達成感が病みつきになるのかもしれない。
そして、充実感を齎す。
加えて、息子との思い出作りにもなる。
本屋さんに行ったら、折り紙の本が沢山売っていた。
カミキィさんの本が人気なのかな?
子供より大人がハマってしまうかもしれない。
まだ、息子は一緒に折り紙を折ってくれる。
大人になれば、ゲームなんぞいくらでも出来る。
折り紙は、今しか出来ない。
今しか出来ない、が一番大事。
それが、悔いのない子育てに繋がるはず。