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始めての参観日は園児と先生にとって過酷な1日となった
始めての参観日。
我が子の様子を見られるチャンスに少しばかりウキウキしていた。
10:15~11:00までの時間参観をして、その後お弁当を食べて通常保育という流れの1日だった。
事前に連絡をすれば、参観が終った11:00に息子と一緒に帰れると書いてあったので、そうした。
保育の内容は、いわゆるぬり絵だった。
クレヨンとチューリップと雲とちょうちょが描かれた紙に、好きなようにクレヨンで色を塗るというもの。
ハサミを使って用紙を線に沿って切るのは、親が隣で見ながら行った。
息子は、凄い勢いでクレヨンを動かして、迷う事なく次々と色を塗っていく。
線からはみ出そうとお構いなしで、両手にクレヨンを持ち、明後日の方向を見ながら手を動かしている。
おいおい、もう少しちゃんと塗ったらどうだい?
そんなツッコミいれたくなるほど、大雑把な出来映えだった。
まぁ、4歳の塗り絵なんてそんなものだろうと思っていたら、隣の女の子は、まったく線からはみ出すことなくキレイに色を塗っている。
しかも、丁寧。
他にも、ちょこっとずつ色を塗って余白を残して終了の子や、時間をかけてゆっくり丁寧に向き合っている子、みんなそれぞれ個性が出ている。
息子は、大胆かつ大雑把かつスピード重視で課題に取り組んでいることが分かった。
性格的には繊細さん要素が強いが、課題に関しては丁寧さよりスピード重視のせっかちさんの様だ。
一番にぬり絵を終えて、暇そうにしている。
まぁ、私もそういうタイプだから、何も言えないが。
塗り絵が終ると、先生からのお話があって参観は終了となった。
大半の子は、そのまま幼稚園に残り保育続行となったのだが、教室で見ていたお母さん達が帰ってしまうと分かった瞬間、教室中が鳴き声と悲鳴に包まれた。
お母さんの後を追って、教室から出ようとする子を阻止するために、先生がすかさず扉を閉めにダッシュ。
ママと一緒に帰るよ!と言ってあった息子もみんなにつられて泣きべそをかく始末。
どんなに先生が気をひこうとしても、一度鳴き出した子ども達はなかなか収まらない。
子どもにとって、お母さんの威力って凄い❗️
何もしなくてもお母さんが側で見てくれるだけで、子どもはパワー100倍、勇気1000倍になるのだろう。
息子と一緒にいたい私は、久々の半日保育後を満喫しようと、公園で虫取り、スシローでランチ、再び公園、お家でドリルと世話しなく動き回った1日となった。
さすがに、息子は疲れて久々にお昼寝をした。
一つだけ不思議なことは、お母さんが教室にいる間も、一人だけずっと泣き叫んでいた子がいたが、あの子が泣いていた理由は、知る由がない。
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