甘納豆と抹茶&ホワイトチョコのチャパタ
パン屋さんで豆パンがあると必ず目に止まります。
素朴で優しい豆の甘さが美味しくて好きです。
パン屋さんで見かける豆パンは平らで少し潰れた形をした柔らかいパンですが、豆の入ったパンを作ってみたかったのでチャパタを作ってみることにしました。甘納豆は前から気になっていましたが、買ったのは初めてです。おやつとしてそのまま食べても美味しそう。
うぐいす、小豆、白花、金時のミックス。
レシピを見たら、捏ねずに混ぜるだけで
一晩寝かせて翌日も簡単な工程だったので2種類同時に作ってみる事にしました。
もうひとつは、抹茶×ホワイトチョコ。この組み合わせも王道ですよね。ほろ苦×甘み。ホワイトチョコってブラックチョコとはまたひと味違ってたまに食べたくなります。
今日の粉は準強力粉のリスドォル。
強力粉よりは出番が少なく今まで1㎏ずつ買っていましたが、思い切って2.5kgを購入。最近パンを良く作るようになったので他の粉も合わせて2.5kgを6袋も買ってしまいました。
やりすぎたかな、、
混ぜる
材料はシンプルで、
準強力粉 200g
塩 4g
砂糖 小さじ1
ドライイースト 1g
水 170ml
甘納豆の生地はそのまま混ぜて、抹茶の生地は抹茶パウダーを大さじ1入れて混ぜました。抹茶の分量はオリジナルで作りました。混ぜたら10分ラップをかけて休ませます。
発酵
甘納豆。見ためがまず可愛らしいです。色んな色が綺麗。渋い色がステキです。
美味しそうなので甘納豆の分量をレシピより欲張って多くしました。沢山豆食べた〜い♩
合わさったら保存容器へ。
続いて抹茶。ホワイトチョコ2箱。45g×2で90g。
甘納豆は罪悪感が無かったけれど、こちらはこの量にギョッとしました…。恐ろしい量だなぁ…。でもこのくらい入れないと美味しくないよなぁ。
包丁で荒めにカットしました。
そして同じく混ぜます。
冷蔵庫で一晩寝かせます。明日の朝を楽しみにしています。おやすみなさい。
翌日。
あれ。抹茶が全然膨らんでいない…
甘納豆に比べて半分くらいまでしかきていませんでした。
成形
不安を抱えながらも作業開始。まずは甘納豆から。
打ち粉を多めにし、周りにカードを差し込んで生地を抜けやすくします。生地の下に手を入れて優しく広げます。
こんな感じに。
上下で三つ折りにして、それから左右三つ折りに。
甘納豆の方は良い感じです。
、、、が、、、抹茶の方は、
ゆっるゆるのゆっゆるでした…。
扱いが大変。。
厚みを均等にした後に4分割してクープを入れるのですが、抹茶がゆるゆる過ぎてクープどころではありませんでした。
お見せするのが恥ずかしいです… … …
潰れたでっかいおまんじゅうに。はぁ。
250℃に予熱したオーブンで20分焼きます。
抹茶がなんとなく半生でプラス10分焼きました。
だいぶ焼き色がつきました。どうなんだろう。
仕上がりはこちらです。何とか抹茶もパンになりました。甘納豆は良い感じです。
続いて味見です。
味は…
どちらもものすごく美味しくて安心しました✨
まず、このチャパタの生地が美味しい。打ち粉あってか外側は少し固めで中はモチモチずっしりしていて好みの食感でした。
そして、甘納豆。
ものすごーーーーーく!好きな味でした。
甘納豆がゴロゴロ入っていて優しい甘みがあとを引きます。美味しい✨✨✨癖になりそうです。
抹茶。
生地がほろ苦くて抹茶をきちんと感じます。
そしてほんの〜りホワイトチョコの甘みが出てきます。
ん、これも癖になるぞ。
結局交互に食べてもどちらを最後にしていいか分からないくらい止まりませんでした。
味見が本気食いに。
焼き立てはとても美味しく、時間が経ってからもそんなに固くならずに十分美味しいおやつとしていただけました。
抹茶、リベンジしたい!
少し気になったのが、チャパタとリュスティック。生地が似ている気がするけど、何が違うんだろう。形?
調べてみたところ、
チャバタ《Ciabatta》
イタリアのパン。イタリア語で「スリッパ」の意味。小さいチャバッタや丸いチャバッタは「チャバッティーナ」と呼ばれています。チャパタは翌日にサンドイッチとして食べる事が多いのでクラストは軽めです。クープは入れないことが多いです。リュスティックに比べ横に伸びるので均一な丸い気泡のクラムに仕上げます。
リュスティック《Rustique》
フランスのパン。フランス語で「田舎風」の意味。まとめて焼いて保存するためのパンとして、乾燥しにくいように水分を多く含ませて、表面をバリっと香ばしくしっかり焼き込むので皮が厚めです。クープを入れているので縦に伸びています。
だそうです。なるほど。
クープ入れちゃった笑