読書録「そして生活はつづく」#読書感想文
星野さんってドラえもんとか歌う超真面目、誠実キャラじゃなかったんですか?と思いました。
星野源さんが書いたエッセイ「そして生活はつづく」以前も紹介したのですが、内容が好きでせっかくだから読書録として残しておこうかなと思い、いま、書いています。
読むまえの星野源のイメージ
星野源さんって「逃げ恥」のイメージが強く、”真面目”とか”誠実”とか”頭良い”という印象を持っていました。ほら、「恋」とか「ドラえもん」とか歌っているじゃないですか。
ぼくはドラえもんって、子どもたちへ影響が強いから”清純”、”真面目”の俳優さんしか起用されていないのかな?って謎の思い込みを持ってます。
なので、ドラえもんに起用される星野源さんはやっぱり真面目なんだなぁと自分の考えを強めたりしていました。
間違いだったのか?
"真面目"というイメージを星野源さんに抱いていたので、エッセイの雰囲気や内容もそうなのかなぁと思いながらエッセイを読んでいたのですがそんなイメージは一瞬で消えました。
真面目とはまったくかけ離れた内容。ウェイ系陽キャに対する妬み、そねみ、才能のない自分へのいらだち、毎日の生活のだるさ、陰キャだけどモテたい、など抱いていた内容とは全く違くて、超面白かったです。
いちばん共感したこと
最初の数ページを読んで、「え、そんなこと思ってたの!」って遠く離れた”真面目”キラキラのイメージだったのが、急に友だちのような感覚になりました。
そのあとはもう共感の嵐。「それわかる!」とか「それ代弁してくれるの超うれしい!」とページをめくるたび、ニヤニヤしていました。
なかでも、ぼくが一番好きな話が「はらいたはつづく」です。
普通なら絶対に話題になることはない、はらいた。
じつはぼく、お腹が弱いんです。大学受験のときも腹痛に悩まされていました。はらいたは誰にも気づかれないけど、めちゃめちゃつらい。
そんな今まで誰とも共感したことがないはらいたの内容が書いてある!
読みながら、共感しすぎて腹抱えて笑いました。
はじめてエッセイを読み終わって
読み終わったあと、久しぶりに腹抱えて笑ったなとほっこりした気持ちになり満足げな気持ちで本を閉じました。
今まで本は知識を入れるため、言ってしまえば学習のためだけに使っていました。
しかし、今回の本を読んで、特に学んだことはなく得られたものはたくさんの笑いだけでした。
陽キャへの妬みだったり、モテたいだったり、腹が痛いで共感したりして、”学ぶ”とは程遠かったのですが、読んで良かったなぁとほっこりしました。
誰にも言えずにこころに抱えていたものを言語化してもらえると、とっても嬉しいですね。ぼくもそんな文章が書けたら良いなと思ってます。
星野源さんは他にもエッセイを書いてらっしゃるので、また読んでみます!
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