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弓道四字熟語:目標にいかがですか?射裡観徳

数は少ないですが、弓道に関連する四字熟語があります。

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今回は目標として掲げるのにオススメな
【射裡観徳】(しゃりかんとく)
です。

✅射裡観徳とは

この四字熟語は、射を通してその人の人間性を見るという意味があります。
「裡」は「里」と同様の意味があり、物事の内側・裏側のことを言い、
「観」はまっすぐに見て、物事を細心に分別して観察し道理を悟ることを言います。
「徳」は精神の修養によってその身に得たすぐれた品性、その人の人間性などを指し、
「射のうちに徳を観る」
と読み取ることができます。
弓道の歴史において、古くから武器だけではなく「射法に人間性を映し出す道具(観徳の器)」ともされていました。
かつて中国の官史試験では、人間性を見るための基準の一つとして弓を引かせたというお話もあります。

わかりやすく言えば

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