取り戻せ!自分らしさ
学校、山積みの課題、テスト...
毎日やるべきことがやりたいことを抑えつける毎日。
そして、いつの間にかそれが当たり前になって本当にやりたいことが分からなくなってしまう。
めちゃめちゃもったいないですよね。
でも、やりたいことをやる時間なんてないんだ!
その気持ちめっちゃわかります。いつも本当に頑張っていますね。
でも、心がやりたい!と叫んでいるその声を聴くことってとても大切です。
忙しい毎日を送っているそんなあなたに、
今日は自分らしさを感じて生きることの素晴らしさについて伝えたいと思います。
先日、劇団四季「アナと雪の女王」を観に行きました。
いやぁ、もう思い出すだけで泣けます。笑
書き出したら止まらなくなるのでやめておきますが、とにかく今まで生きてきた中で経験したことのない感覚になりました。
アナと雪の女王のテーマは「ありのままで」
私はこの劇団四季を通して、人間の本来の姿に触れられた気がしました。
テーマがありのままなので、ストーリーからもありのままを生きることの大切さは十分受け取れます。しかし、私は演者の人たちの劇をする姿を見てありのままでいることの素晴らしさや、発揮する力の凄さをより一層感じました。
あの距離からでも分かる程の豊かな表情。
全身で色んな感情を表現する歌とダンス。
全員がありのままの自分の姿を最大限に活かしているんですよね。
そこには、
失敗したらどうしよう。自分を取り繕おう。といったものは全く感じませんでした。
お客様を喜ばせるために、心からミュージカルを、そして人生を楽しんでいるんだなと思いました。
私も以前、これに似た経験をしたことがあります。
高校受験の面接練習をしていた時です。
私は緊張しいなのでとにかく面接が苦手でした。
上手くやらなきゃ、良い自分を見せなきゃ。
そんなことが頭の中をぐるぐるして、結局失敗ばかりでした。
そんな時、担当の先生に言われた言葉で私は人が変わったかのようにいきいきと面接ができるようになりました。
「いいかい?良い自分を見せようとしてはダメなんだ。面接官はみんなの本来の素晴らしい姿を見たがってる。噛んでも、詰まっても大丈夫。自分たちに時間を使ってくれている面接官に感謝をして、本来の自分を最大限活かすんだよ!」
私たちは普段生活している中でやらなきゃいけないこと、やるべきことに追われています。そして、やりたいことを我慢しているうちに、いつのまにか何がしたいのか分からなくなってしまいます。
また、学校で生活する中で失敗は恥ずかしいものだという感覚が植え付けられてしまいます。
そして、失敗をしないように、嫌われないように、たくさんの仮面をつけて生活するようになるのです。
でも、それってすごく苦しくないですか?
だから、普段常に何かを考えている頭を休ませて、ゆっくり時間過ごすことが本当に大切です。
そんな時間もったいないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、その時間から得ることは、追われているものを片付ける時間よりも何百倍も価値があると私は思います。
また、その時間はその後のやるべきことをやる時に必ず活きます。
劇団四季の演者の方々のように心から何かを楽しんだり、被っている仮面を外して本来の自分を思い出していきましょう!