#37 試合結果と感情
こんにちは。
夏の暑さも少し落ち着いてきましたね。
引き続き熱中症にはみなさん注意してくださいね。
まず私の話になってしまいますが、現在私は主に3つのチームに関わらせていただいています。
そうなると、3つ分の試合結果があり、3つ分の喜怒哀楽を感じることができます。
全てサッカーチームなので、週によっては同じ日に全てのチームの試合があったりして、喜んだり悔しかったり、感情がごちゃごちゃになってしまう時も多々あります。苦笑
そんな試合結果によって生まれる感情に、私自身がどう向き合っているのかについて簡単に書いていこうと思います。
結果がすべてなのか
これはよく言われていることなんですが、
特にプロスポーツチーム、プロスポーツ選手というのは、
「結果がすべて」
と言われています。
これは本当にその通りなんですが、
「結果がすべて」を、「結果の良し悪しが全て」
と、捉えてしまうと、迷路に迷い込みます。
何が言いたいのかというと、
こう捉えることによって、
「結果が出なかったとしても現時点では必要な取り組み」や、「結果が出たとしても本当は適切ではなかった取り組み」を判断できなくなってしまうからです。
「結果がすべて」ではありますが、
結果は自身でコントロールできるものではありません。
自分で唯一コントロールすることが出来る「過程」にすべてをかけていく姿勢でありたいと思っています。
感情をエネルギーへ
とはいえ、その結果によって様々な感情が生まれます。
今までの努力が報われて喜んだり、
自分の力の無さに悲しんだり、
自分以外に矢印を向けたり、
自分自身に矢印を向けすぎたり、
満足したり、
後悔したり、
色々あると思いますが、
その時の感情を否定したり蓋をしたりするのではなく、まずは大切に自分自身で受け入れることが大事だと思っています。
私はその時の感情を受け入れた上で、
その感情というエネルギーを、どの方向へ活かして行くのかを考える
つまり、自分のこれからのポジティブな取り組みに必要なエネルギーに、どううまく変換できるかを冷静に考えることが重要だと思っています。
それが、結果的には
勝敗に左右されず、感情的にならずに課題を分析することに繋がります。
一喜一憂しても良い
今回この話を書いていて思い出すことがありました。
自分がまだ20代前半で、チームにトレーナーとして帯同していた頃、
私は試合展開や勝敗に関わらず冷静でいなければいけない立場だったので、試合に勝とうが負けようが、感情を出さないようにしていました。(もちろん嬉しい、悔しいの感情はある)
ある試合で、チームが勝ったのに淡々と片付けをしていた時、
当時一緒に帯同していたトレーナーの先輩に、
「もっと喜びなよ!」
と何度も言われていました。
なんとなく、浮かれているように見られるのが嫌だったんだと思います。
今でもサッカーが大好きで、ポジティブに関わるチームを支えて、楽しんでいるようにみえるその先輩を見ていると、
当時のその喜びというエネルギーを、自分ももっと良い方向に使えていたかもしれないなと少し後悔しています。(もっと自分の成長に充てれたのではないかという意味で)
どんな感情でもそれは自然と生まれるものなので、押し殺したりするのではなく、素直に受け入れることからスタートしていけると、後悔も少なく歩んでいけるのではないかと個人的には思っています。
以上、私の試合結果への向き合い方について書いてみました。
特に変わった考えではなく、ほとんどの人が向き合うことで自然と行っていることだと思います。
まだシーズンは続きます。
引き続き応援していただければ幸いです。