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【生活とフィルム】僕が持っている一番古いカメラの描写

 こんにちは、ゆーふくです。前回の続きです。前回は僕の持っている一番古いカメラという事で、1907年製造開始のKodak No.2 Folding Pocket Brownie model Bのご紹介をしました。

今回はその作例をお見せしたいと思います。

(表題の最初m83は僕の中での通し番号です。中判フィルムの83本目という意味です。整理の為に記載しています)

 撮ったのは今年の春、2021年3月27日です。このカメラを入手した時から、次の桜をこのカメラでと思っていたので、念願の桜を撮りに家の近くの桜スポットに三女と出かけて撮った写真です。シャッター速度が1/30と思われるので三脚に乗せて撮影しています。6×9サイズなので全部で8枚全てお見せします。フィルムは残念ながら先日生産終了のアナウンスがあった富士フィルムのPRO160NSです。

データ化はいつもお願いしている写真屋さんの一つFRAMEさん。いつもおまかせなんですが、安定してかつ僕の好きな雰囲気に仕上げて頂いてます。それも安い!


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1枚目、赤窓の位置からの光線漏れがあります。が、明治40年産まれ、114年前のカメラで撮影したとは思わないですよね。フツーに綺麗です。逆光気味かつ当然ノーコートレンズなので少し白っぽいですね。発売当時はモノクロフィルムの時代ですから、このカメラも、まさか令和の時代にカラーフィルムを入れられるとは思っていなかったでしょう、笑

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安定の光線漏れ、笑。こちらも低彩度で白っぽい写り。でも意外と今風ですよね。このあたりはいつもお願いしているプリンターさんの腕ですかね。

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こちらは光線漏れずいぶんまし。逆光気味ではなくなるとコントラストも上がってきます。こうやってスマホで見ている分には何の問題もなし。

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こちらもコントラストが上がって良くも悪くも普通っぽい写り。

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この上の写真が一番現代のカメラっぽい写りです。青空も桜も新緑も色が綺麗です。空と桜のコントラストが良いですね。念のため言いますが、114年前のレンズが1枚のカメラで撮った写真です。もうホント拍子抜けするくらいちゃんと写ります。絞りがf16かf11なので中心に配置した桜の花びらもそれなり解像しています。

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細かい花びらの描写はそれなりですが、中心部の幹のあたりは意外と解像しているようです。

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最後の作例は盛大な光線漏れ、でも114年前のカメラだと考えれば全て許してしまいます。次はパーマセルテープで塞いで撮ろうと思います。また来年も桜を撮ろうと思います。ではまた。

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