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最近は少し楽になった。
体の中に溜まったくすんだモノが少しだけ明るくなった気がする。

中学生の頃は毎日毎日ストレスが溜まって自分自身いつか壊れると思っていた。

毎日同じ嘘で汚れた笑顔の仮面を被って生活していた。

信用できる人なんていない
だからどこにも吐く場所がない

楽しいことより辛いことの方がよく覚えている。

だんだんと体の中が濁っていく。
どうすることも出来ないくらい頭がぐちゃぐちゃだった。

なにも解決せず、腐った類いの友達とは言えない人間たちと生きてきた。

4月、高校に入学した。

やっと腐った世界から抜け出せた
クラスは知らない人ばっかり

今はずっと重荷だった仮面を外して生活している。

信用できる人間も少数だがいる。
人間ってこんなに自然に笑えるんだって思った。
人と関わることって結構楽だった。

でも
まだ腐った類の人間たちとの関係性は消えてない。

今までずっと仮面を被った"偽物の私"として過ごしてきたから思ったことも言えない。

だから
この関係性は切っても切れないんじゃなくて、
切ることすら出来ない。

連絡の通知が鳴る度顔が引き攣る。
勝手に仮面が被さる。

それを何度も何度も剥がす
繰り返し。

もうそろそろ終わらせてもいいのでは

心に問いかける。

中々終わりが見えず
私の心のどこかに弱い自分がいる。





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