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パート掛け持ちと正社員、どっちがいいのか、両方経験して思うメリット・デメリット

このnoteでは、「正社員」と「パート掛け持ち」両方を経験した私が思う、それぞれのメリットやデメリットについてお伝えします。

私のこれまでのキャリアは以下のとおりです。
正社員(1年→転職→1年)

パート2つ掛け持ち&自営業(2年)

決して立派なキャリアでは無いですが、いま私は体も心も健康で、一人暮らしできるくらいの収入は得られています。

・正社員で働くことにむずかしさを感じている方
・自分に合った働き方を模索中の方
・仕事を掛け持ちして色んなことに挑戦したい方

このnoteが少しでも参考になれば幸いです。


パート掛け持ちと正社員、どっちがいいのか

正社員でもパート掛け持ちでも「真面目に働いて生計を立てているだけで十分偉い」と考えているので、良い悪いは決めづらいですが、
結論、「体も心も健康に働けるなら正社員が良い」と思っています。

ただ、例外として「パート掛け持ちの方が良い」と思うのは以下のような場合です。

「パートの掛け持ちの方が良い人」
・自由な時間を確保して、他にやり遂げたいことがある人
→他にやり遂げたいことがあり、パート勤務で最低限の生活費が確保できれば良い人

・1つの職場で働くことがしんどい人
→同じ環境で仕事を続けることが超ストレスで色々な職場で働く方が自分に合っていると感じる人

次は、こう思うに至るまでの私の経験談を以下で簡単に説明します。

【経験談】正社員からパート掛け持ちへーそして今思う「やっぱり○○」

2年ほど前、正社員時代に心身が限界に達し、涙が止まらなくなりました。
「この仕事を辞めたら次はあるのだろうか。もう社会に戻れないかもしれない。」
と、めちゃくちゃ悩みました。

不安しかなかったですが、「心の健康を守るためには、別の働き方を選ぶことが必要だ」と感じました。

そして、正社員を辞めました。
少し休んだ後、私は次の働き方としてパート掛け持ちを選びました。

社会復帰へのリハビリ
今までやったことない業種職種に挑戦できる
という点で、パート掛け持ちを選んで良かったと思っています。

パートで働いているなかで、社会とゆるく繋がり続けつつ、メンタルも回復していきました。

ただ、パート勤務のみで正社員と同じくらい稼ぐためには、正社員と同じかそれ以上の稼働時間が必要です。
物理的にかなり忙しくなることは覚悟が必要です。

となると、同じくらいの時間働くのであれば、正社員になった方がトータルで考えてメリットが大きいと思います。

ただ、「やっぱり正社員の方が良いかも」と考えられるようになったのは、メンタルを壊した時よりも自分がだいぶ元気になってきたからであり、パート掛け持ちを始めたころは「正社員にはもうなれない。ぜったい無理」と思っていました。

なので、「体も心も健康な状態で働けるなら正社員の方が良い」というのが、私なりの今の結論です。

私の場合、パート掛け持ち+自営業の収入で生計を立てていますが、ゆくゆくは正社員転職も検討しています。

※※私の収入事情は以下の記事で紹介しています。

パート掛け持ちと正社員、メリットとデメリットを整理

正社員とパート掛け持ち、どちらにもメリットとデメリットがあります。
私の体験も踏まえて、それぞれを比較してみます。

正社員のメリット

・安定した収入が得られる
・社会的信用が高い
・福利厚生や昇給、ボーナスがある
・キャリア形成が可能

正社員は急にクビになることもほぼ無く、失業手当や傷病手当が手厚いです。

正社員のデメリット

・労働時間が長く私生活が縛られる
・人間関係のストレスから逃れづらい
・責任が大きい分ストレスが大きい
・しんどくなった時に辞めづらい

パート掛け持ちのメリット

・自由な時間を持てる
・自分のライフスタイルや体調に合わせて働く時間を調整できる
・しんどくなった時に、辞めて次の仕事に移りやすい

パート掛け持ちのデメリット

・収入が不安定
・昇給や賞与が期待できない
・福利厚生がない
・社会的信用の低さ
・キャリア形成がむずかしい

正社員、パート掛け持ち、いずれも一長一短です。
自分自身の考え方で
・どれは妥協できて
・どれは譲れないか
によって、働き方を検討していくのが良いと思います。

パート掛け持ちをするなら事前に抑えておきたい4つのポイント

パート掛け持ちは正社員より自由でストレスも少ないですが、非正規だからこその注意点は事前に把握しておく必要があります。

私は実際にパート掛け持ち勤務をして、正社員の時は心配しなかった、将来に対する準備やリスク管理にいろいろと直面しました。

パート掛け持ちを選択する前に、特に確認しておきたい4点を紹介します。

1.パート先で雇用保険や社会保険に加入できるか
※勤務先のうち1箇所は週20時間以上勤務するなど、保険加入条件を確認し満たせると良いでしょう。

2.急な病気や休養で働けなくなったときの、生活費の備えはあるか
※6ヶ月〜1年ほどの生活費は確保したいですね。

3.非正規という信頼性の低さや肩身の狭さに耐えられるか

4.昇給や賞与が期待できなくてもモチベーションを保てるか

メルタル面でいうと、パート掛け持ちは以下の点でストレスやしんどさを感じます。
・経済面の不安
・非正規雇用ならではの不安定さ
・周りとのギャップ

自由な反面、独特のプレッシャーに耐えられるのか、自分の心の持ちようも重要です…!

※※パート掛け持ち複業のリスクヘッジについては以下の記事で紹介しています

さいごに

私は、今のパートの仕事に満足していることと、自営業の収入が少しあるので、しばらくパート掛け持ちで何とかやっていこうと思っています。

しかし、正社員転職も常に頭においています。
10年後もパート掛け持ちで働く不安定さに耐えられるほど、私のメンタルは強くなかったです…。

ただ、「仕事にもう疲れてしまった」「正社員で働ける気がしない」、そんな方の一時的な働き方としてパート掛け持ちはオススメです。

「自分もまた社会で働けるかも。また正社員に挑戦しようかな。」
と思えたのは、パートの掛け持ちで上手く仕事を続けられたから
です。

パート掛け持ちを選ぶのであれば、収入の不安定さも考慮し、生活費や心の余裕を持つための準備をしておいてくださいね。

結局、今の自分、3年後の自分、10年後のなりたい自分まで考えて、納得できる道を選ぶことが、一番幸せにつながるのではないかと思います。

不安定な時代ですが、模索しながら前進していきましょう…!


読んでくださってありがとうございました!

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