#44 わたしはHSPのふどうさんやさん 〜HSS型HSP 生きづらさを軽くするための格闘記〜

■HSP(HSS型HSP)のわたしが読書をするワケ Vol.8
●セロトリンの原料-トリプトファン
いくらセロトリン神経を鍛えても、原料がないとセロトリンはできません。
セロトニンの原料
それは、“トリプトファン”というアミノ酸
“必須アミノ酸”人間には9種類あるそうです。
この“トリプトファンも必須アミノ酸のうちのひとつ。

●トリプトファンを多く含む食べ物
豆類、赤身の魚、乳製品、卵など

●トリプトファンだけ摂ればいいわけではない
トリプトファンが脳内に取り込まれるためには炭水化物の助けが必要で、トリプトファンを合成する際にはビタミンB6が必要になるようです。
炭水化物は、米を代表する穀物類、イモ類、果物に多く含まれています。
意外と知っているようで知られていない、脳のエネルギー源となるブドウ糖は、基本的に炭水化物を起源としているとのことです。
ビタミンB6は、サンマやイワシ、サバ、タイ、カツオ、マグロなどの魚、小麦胚芽や玄米、大豆などに多く含まれます。
わたしは最近少なくなってきたのですが、バナナはトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物すべて含んでいます。
わたしは基本的に自炊中心で生活しています。
なかなかすべてバランスよくというのも難しいというのが現実ですね。
当時はその効用はわかりませんでしたが、振り返ってみると、朝はバナナ、夜はご飯、豆腐の入った味噌汁、納豆をよく食べていて、魚類はなかなか調理ができないので“サバ缶”などを食べていたときは、脳内がスッキリしているような感じでした。
これがやや不足し始めると、モヤモヤ感といった方が良いのかわかりませんが、なんかどんよりしているんですね。サプリなどで代用するのもいいかもしれません。

●シフトチェンジできるものはシフトチェンジしてみる
足らない、補充できるものはできるだけ補充する・・・
防げるものはできる限り防いでいく・・・
・人ごみを避けられる場所、時間帯をメモする
「対策=シフトチェンジ」というと大それたことをしなければならないようなイメージになりますが、
まず、ミニノートやスマホのメモ機能に、
「○○くらいの時間に、どこどこにいたときに、頭が痛くなった(気持ち悪くなった・・・)」
などどメモするのです。
なんとなくで過ごしてしまうと、
「何に対してどういう反応をしているのか?」
というところがあいまいになってしまうのです。
1個メモしたから大丈夫!安心!
というわけにもいかないのです。
これは、HSPであろうとグレーゾーンであろうと非HSPだろうと関係なく、ストレスを抱える人たちができる限り抱えないように、軽くできるようにするための方策のひとつなのです。

ストレスに鈍感のように見える人たちは、意識しているのか無意識にしているのかはここによって違うと思いますが、自然と適切なストレスと不適切なストレスを見分けたり、またそれとうまくつき合うことが上手なのでしょうね。
うらやましい限りです。
その上手なところを少しでもマネしてみて、自分の中に取り入れることができればいいのではないでしょうか?
ストレスやその対処法などといったテーマで書かれている書籍はたくさんあります。
特にわたしのようなHSS型HSPだと、偏屈なのでしょうね?
偏屈になってしまった原因のひとつは、過去に信用していた人に騙されてものすごく大変なことになってしまったトラウマ(非HSPならばたいしたことと考えていないレベル?)かもしれません。

疑いから(これってホント?)から始まってしまい、ひとつでは納得せず、違う角度からみたらどうなのか?とかいろいろ考えすぎてしまうくらい考えてしまい、オーバーフローしてしまいそうになり、またすぐに冷却しての繰り返し・・・

非HSPからみると「雑念」と言ったらいいのかな?

雑念を打ち消していくには“本を読む”しか今のところ当てはまらないのかもしれません。

参考書籍
BRAIN TRIVEN(ブレイン トリブン)パフォーマンスが高まる脳の状態とは(青砥瑞人著・ディスカヴァー・トゥエンティワン)
ブレインメンタル強化大全(樺沢紫苑著・サンクチュアリ出版)
脳からストレスを消す技術(有田秀穂著・サンマーク出版)
ストレスに強い脳、弱い脳 そのカギはセロトニンが握っていた!(有田秀穂著・青春出版社)
敏感で傷つきやすい人(岡田尊司著・幻冬舎)

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