メンタルヘルスマネジメントの話
メンタルヘルスケアでは"一次予防"が重視されてきている
そりゃそうだ。二次、三次予防とあるが
二次は割とシステマチックに「病んだ人にどう対応するか/どの医療機関にぶち込むか」の解説だし
三次予防に至っては職場復帰の仕方だし、てか予防とは言えない。
一次予防は、管理職によるメンタルヘルス不調の早期発見や対応を含むが、ほぼ、セルフケアだ。
もちろんオメーら各々勝手にがんばれよって話ではないが、
結局、自分のメンタルを安定させられるのって自分だけなんですよ。
身近な例で言うと
推しが元気をくれるとか、友だちと恋人と家族と遊んだら元気出るとか、
人由来で元気をもらうことって勿論あるけど
輝く推しが元気をくれる と感じる人や日もあれば
眩しすぎて自分なんて…と感じる人や日もあるし
友だちに愚痴ってスッキリする人や日もあれば
余計なアドバイスをされたと落ち込む人や日もあって
恋人が寄り添ってくれて落ち着く人や日もあれば
触んなボケってなる人や日もある
これって思い返すと自分の"思い"ひとつだなと
誰かが何かしてくれて、それを素直に受け取れる自分か、ヒネて受け取ってしまう自分か、その時の心境次第なわけだな
イヤ、ヒネて受け取ってしまう自分であることが悪いわけではないよ、別に。悪いことしてるわけではない。
でも、いい精神状態ではない。それは間違いない。
で、自分の心境って自分でしか変えられないじゃないですか。
メンタルヘルスマネジメント、経営幹部や人事が理解するべきと言われるI種を勉強していますが、
もしかして人類に大事なのってⅢ種(テメーのケア方法)のみなんじゃねえかなと思います。
ここでセルフケアの方法をひとつ
認知のゆがみを治すことです。
落ち込みやすい(精神状態の)人は、ちょっとした失敗とかを まるで取り返しのつかない大失態ととらえてしまう、その人独自の認知のゆがみがあるそうです。
で、コレがストレスになる。
ストレスがかかると、さらに悲観的な認知を引き起こすクソ負のループになるそうです。
で、これの対処法が マインドフルネス というもの「今、ここ」にのみ意識を向けることです。
あんなこと言わなきゃよかった… また失敗したらどうしよ…やりたくないな…
という考えから距離をとって、否定的な思考や感情を俯瞰して見て、冷静になる こと、とのこと。
読んでくれたらわかったと思うけど、コレ、マジ、混じりっけのない、シンプルな、"思い込み"っス。
結局自分の思い込みでしか心理って、変えられないんだよなァ。
おまけ レジリエンスの話
メンタルヘルスマネジメント検定のテキストに、この言葉が出てきた。
レジリエンスつーのはストレス対処能力みたいなもので
ストレスがかかっても、柔軟に乗り越える力のことらしい。
こんな言葉がわざわざあるくらいだから、ヒトはレジリエンスが高くないことが普通なのでは❓