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THE SAUNA MAGAZINE

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サウナについての考察、体験、調査についてまとめた「読んでととのうマガジン」
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#サ活

「ととのった!」言葉の魔法とマーケティング

マーケティング職の方が疾患している職業病の一つに『何でもかんでもマーケティング戦略を仮説立てる』という癖…と言いますか、病があると思います。 私も例に漏れず同じ不治の病に罹っているのですが、最近『言葉の魔力』について考えることが前よりも多く増えました。 先日発表された「流行語大賞2021ノミネート30語」を見るとサウナ界隈ではあいさつレベルで浸透している「ととのう」がノミネートされており、遂に流行語大賞クラスまで登り詰めたのかと感無量になっている時、ふと『サウナブームのト

サウナは地域活性化に貢献できるのか

2019年に放送された「ドラマ サ道」の放送によって空前絶後のサウナブームが到来し、多くのサウナー(サウナ愛好家の総称)が生まれ全国各地にあるサウナのある温浴施設へ足を運ぶ人が増えました。 サウナはローカルな銭湯やスーパー銭湯、温泉、健康センター、ジム、カプセルホテルなど地域に密着した場所に設置されている傾向にあります。 普段その地域に訪れない様な方がわざわざ足を運びサウナに入ることもしばしば見かけられ、私自身も以前まで一度も降りたことがなかった駅で降りる様になったのもサ

2021年2月度のサ活・note・日々の振り返り

こんにちわ。Utoです。 早いもので2021年2月もおしまいですね。 瞬く間に過ぎてしまい寂しさを感じます。 以前までは「今月のサ活」としてサウナ活動を振り返っていたのですが、サ活から範囲を少し広げて1ヶ月の振り返りをしていければと思いテーマを拡張いたしました。 2月に投稿したnoteや生活の変化などを振り返り、3月の目標を決めたいと思います。 サ活:「量より質のサウナ」2021年2月のサ活は10回5施設で週2.5回のペースでサウナに行きました。 1月の17回9施設

プライベートサウナのニーズが増加傾向にある話【サウナ施設紹介】

先日錦糸町にVIPな貸切プライベートサウナ「The錦糸町」についてプレスリリースが発表されました。 120℃の本格サウナや究極の水風呂を提供する<カプセルイン錦糸町>の運営を行う有限会社アラキ商事(本社:東京都墨田区、代表取締役:荒木瑛統)は、1日1組限定のルーフトップVIPサウナスペース「The錦糸町」を、2021年3月6日(土)よりオープンし、本日2月22日より予約受付を開始いたしますので、お知らせいたします。 「極上のととのい」をコンセプトにしており、都心のビル屋上

今日も今日とてサウナにイキタイ

地元にあるスーパー銭湯には週一で通っていた時期もあり、昔からお風呂は身近な存在だったにも関わらずサウナは苦手だった少年時代。 大人になってもサウナに入ることはなく過ごして来たが、たまたま行った温泉で入ったサウナが気持ち良くて心射抜かれ、気付けばほぼ毎日通う日々。 正直、都内ほどサウナがある温浴施設の数も限られているから訪れる施設は大体同じ場所なのに飽きることなく、通い続けれるのは凄いこと。 もはやサウナは心のオアシスであり、拠り所になっています。 そんな私は今日も今日

サウナ界の遊園地|サウナ&ホテルかるまる 池袋店 【サウナ体験記】

2019年12月3日(火)11時30分 東京都豊島区池袋にてグランドオープンした関東最大級のサウナ施設「かるまる」 人間回帰と自分の居場所をコンセプトに、日本独自の文化・伝統である「(湯に)つかる」と「(宿に)泊まる」を掛け合わせた<かるまる>の屋号を掲げ関東最大級のサウナ施設として爆誕し、グランドオープン以降多くのサウナ愛好家に衝撃を与え、サウナへ真摯に向き合う施設としてオープンから1年経った今なお進化をし続けている… そんな、<かるまる>を語るサウナーは多く、今更私が

ラブホテルサウナの魅力

ひょんなことからラブホテルに設置されているサウナを使用したことでサウナの新たな一面を発見したため急いで筆を走らせております。 ラブホテルサウナは、貸切サウナやテントサウナでは体験できない究極のプライベートサウナ体験を味わうことができ、今まで体験してきたどのサウナとも違う「ととのい」がありました。 ラブホテルサウナの魅力とその可能性について述べたいと思います。 ラブホテルサウナとは何かラブホテルにサウナとは呼んで字の如く「ラブホテル内に設置されているサウナ」のことで、設置

意味がわかると面白い!サウナ用語集

「ととのう」「ロウリュ」「アウフグース」「あまみ」…等々サウナにまつわる専門用語を耳にする機会も増えてきた昨今ですが、これらのサウナ用語ってどういう意味なのかってと知らない人もいるのではないでしょうか? 「ととのったー!」って使ってるけど、元々これってどういう意味? 「ロウリュ」と「アウフグース」って何が違うの?地元の温泉では同じ意味で使われてるけど… 「あまみ」って何?そんな言葉あるの?使ったことも聞いたこともないけどなぁ… そして恥ずかしくてなんとなく周りに聞けず

サウナの持つコミュニティ性について考える

こんにちは。 最近サウナ後に入る露天壺湯で溶けるように果てるのが趣味のUtoです。 私はサウナが好きでほぼ毎日サウナに行く日々を過ごしています。 お陰様で地元のみならず、地元周辺の地域にも行動範囲は広がり、普段は中々行かないよな地域にもサウナのために散策することで、閑静な住宅街の真ん中にある銭湯や健康センターに行く機会も増えました。 都内にある有名サウナ施設や温浴施設とは一味違うサウナを中心とした地域コミニティを覗くことも増え、サウナを中心に社会を学んでいる毎日です。

サウナで大切なのは「強烈なサウナ体験」だけじゃなく「毎日通える気軽さ」にある

こんにちは。サウナを愛している…いや、愛しすぎているかもしれません。Utoです。 サウナにハマってからほぼ毎日のようにサウナへ足を運び、サウナを通して多くの学びを得ている今一番サウナに対する熱量が高い状態にあると感じている日々を過ごしています。 サウナにハマればハマるほど日本国内に広がる多くのサウナ施設に行きたい!という思いが膨れ上がっていくのを感じますし、サウナの歴史や日本の温浴史やサウナの健康に対する効果など知識の探究も日に日に増していきます。 サウナブームが起こっ

サウナに通うことで起きた思考の変化|知らぬ間に内面が磨かれるサウナの魅力

皆さまこんにちは。 サウナを愛し、サウナに愛されたい…そんな現在サウナにガチ恋しているUtoです。 港では空前絶後のサウナブームが到来し、全国のサウナが盛り上がりを見せ始めているとか…いないとか。 都内では人気サウナ施設は人が溢れかえる大繁盛で、サウナに対する楽しみ方や捉え方が日夜問わず発信され続ける時代が到来しております。 サウナの楽しみ方は千差万別、十人十色。 私個人としては「郷に入っては、郷に従え」スタンスでその場所に定着している環境に適応し、自身の中にある「常

サウナにおける理想のコンディションって何だろう?

サウナに入ると体調面も精神面も「整う・調う」ことができ、結果とし体調を整えることやメンタルケア、活力の増加、マインドフルネス…など多くの恩恵を受けることができます。 そんなサウナですが、体調の悪い時に入れば悪化する恐れももちろんあり、例えば泥酔状態や水分不足の状態、寝不足、空腹時、体調不良、怪我をしている時などは症状が悪化し、最悪死に至る可能性もあります。 逆を言えばサウナには「このコンディションの状態で入れば、絵茶クチャ気持ち良い」と言えるベストコンディションの条件もあ

冬のサウナの醍醐味は帰り道にあり!凍える外気でととのうサウナ術

2020年も残すところ残りわずかとなりました。 何とも慌ただしい12月は本格的な冬の到来を感じさせ、11月よりも一段と冷え込む日が続きます。 「こんな寒い日にはサウナに入って温まりたい…けど寒すぎて外気浴は耐えれないし、湯冷めして風邪引いちゃうかも…」 冬は空気が冷え込むのでサウナは気持ち良いけど外気は凍えるから思ったようにととのえないという方も多いそうです。 そんな「冬のサウナは少し苦手」な方に向けたベストプラクティスサウナ浴として「我流!帰り道に凍える外気でととの

サウナ後に飲むビールは"悪魔的"に美味しい

想像してみてください。 日中働き詰めで疲れ切った身体にキンキンに冷えたビールを流し込む姿を… 真夏の暑い日、枯れ果てた身体へと注ぎ込まれるジョッキに注がれたビールを口に運ぶ瞬間を… 疲労困憊から開放される悪魔的な美味しさの「キンキンに冷えたビール」は口に入れて喉を通った瞬間「プハァ・・・!」と思わず声が漏れるほど美味く、正に「犯罪的」で「悪魔的」な快感です。 「ううっ・・・」 「キンキンに冷えてやがるっ・・・!」 「あ・ありがてぇっ・・・」 「涙が出るっ・・・」 「犯