見出し画像

サウナ界の遊園地|サウナ&ホテルかるまる 池袋店 【サウナ体験記】

2019年12月3日(火)11時30分
東京都豊島区池袋にてグランドオープンした関東最大級のサウナ施設「かるまる」

人間回帰と自分の居場所をコンセプトに、日本独自の文化・伝統である「(湯に)つかる」と「(宿に)泊まる」を掛け合わせた<かるまる>の屋号を掲げ関東最大級のサウナ施設として爆誕し、グランドオープン以降多くのサウナ愛好家に衝撃を与え、サウナへ真摯に向き合う施設としてオープンから1年経った今なお進化をし続けている…

そんな、<かるまる>を語るサウナーは多く、今更私が何かを語ることは無いと思いますが、私も語りたいので語らせてください。

かるまるの魅力:「徹底されたコンセプトへの追求」

かるまるは「人間回帰」と「自分の居場所」をコンセプトに構成された施設で、施設のあらゆる場所にコンセプトを追求したこだわりが感じられます。

人間回帰
自然は、人をもとの状態に戻す力がある。
だから、人は疲れたとき、自然を欲する。
されど、自然は遠い。
そこで、都会にいながら、自然を感じ、もとの自分に戻れる場所。
それが、かるまるのコンセプトの一つ。

自分の居場所
どこにでもありそうで、意外とない自分の居場所。
されど、誰しもほっこりしたい瞬間がある。
そんな、ほっこりする自分だけの居場所が見つけられる場所。
それも、かるまるのコンセプトの一つ。

かるまる公式HPより引用

人間回帰は<「人間の本質」は自然にある>とし、最もくつろげる心安らぐ場所は「大自然の中」と定義し、そこに現代社会における「安らぎ」に利便性・機能美を掛け合わせたコンセプトです。

温浴施設に対して日本の伝統や文化に対する文脈を繋ぎ合わせ、「御休み処」としての在るべき姿を日本人の本質から再構築しているコンセプトで、「本来の自分たちの姿へ回帰する場所」としてかるまるは設計されています

訪れた際に私はかるまるは「」のイメージがありました。

日本は「木」とともに発展してきた歴史的背景があり、日本人は「木」に対して親しみを感じる方が多い傾向にあります。

施設全体として木の香りと明るい雰囲気は徹底しており、更に機能美に溢れ利便性を追求した施設であるため居心地の良さはずば抜けています。

「人間本来の元の自分に戻れる瞬間」を感じることができます。

■人間回帰
自然の中で生きる人間本来の状態でくつろげる『大自然の魅力』と、利便性・機能美に溢れた『都会のメリット』を融合させた【人間回帰】が「かるまる 池袋」のコンセプト。日本人のDNAに深く刻まれた、日本ならではの自然文化・伝統を取り入れることで、人間がより人間らしくなれる、機能美と利便性を兼ね備えた自然の力溢れる癒しの空間を実現しました。

かるまる公式HPより引用


かるまるは日本でも忙しく騒がしい東京に位置し、池袋は繁華街としても栄た土地です。そんな場所においてかるまるは異質な空間でもあります。

かるまるは施設内に入った瞬間に外の騒がしさが嘘のような綺麗な空間が広がります。

暖かい光と優しい木の温もりに包まれる時、不思議と「戻ってきた」感覚がします。

かるまるは機能美と利便性に優れた施設でストレスを一切感じさせなこと、そしてこだわりの温浴施設が訪れた私たちの心を癒してくれます。

「自分の居場所」として心が休まる<サードプレイス>という一面がかるまるにはあります。

この「居場所」というコンセプトを体現し、ストレスを感じさせない作りはかるまるに何度も訪れてしまう魔力なのかもしれません。

■自分の居場所
多くの人々が行き交い、様々なものが目まぐるしく変化する大都会で、ほっと心が休まる場所を見つけるのは難しい。忙しい現代人が大都会の喧騒を忘れ、ゆっくりと時が流れるのを感じる【自分の居場所】。それが「かるまる 池袋」の2つめのコンセプト。ゆったりとした時間を心安らぐ場所で過ごしていただくために、最高の癒しと極上のリラックス空間にとことんこだわりました。

かるまる公式HPより引用


かるまるの魅力:「サウナ界の叡智が集結したこだわりのサウナ」

かるまる最大の魅力は「サウナ」にあり…

かるまるには4種のサウナ、4種の水風呂、5種のお風呂があり、更に無数の休憩スポットがあります。

4種のサウナ
・世界最高級の銘石「庵治石」を使用した岩サウナ
・「木の宝石ケロ」と本場フィンランド式のケロサウナ
・日本古来の蒸し風呂を体験できる薬草蒸サウナ
・大都市圏唯一の本場フィンランド薪サウナ
4種の水風呂
・落雷級の衝撃!一桁台の超低温水風呂サンダートルネード
・溢れ出る幸福感!約25度の快適水風呂やすらぎ
・天にも昇る多幸感!約33℃のジェット風呂昇天
・氷の中へ入っていく感覚!アクリルアヴァント
5種のお風呂
・療養泉クラスの高濃度!心臓の湯こと炭酸泉
・押す・揉む・叩くの3種類の刺激!電気風呂
・北木石を使用した不感温度のお湯!岩風呂
・ヒノキ科の高級木材『青森ヒバ』!マス風呂
・花崗岩で造られた心地よい空間!露天ジャグジー
無数のととのいスポット
・池袋の景色を眺める外気スポット
・ミスト付きのリクライニングチェア
・露天で眺める都会の空
・あらゆる場所に置かれたチェア/ベンチ

この充実度はぜひ一度体験してみてほしいです。

特に関東ではかるまるを超える施設は中々味わえないと思います。

総合得点100点満点のサウナ施設が「かるまる」です。

隅から隅までホスピタリティが充実しており、あらゆる場面において手が行き届いており、サウナ施設に求める全てが揃っていると言っても過言ではないと思います。

個人的に感動したのは「ケロサウナ」の暗さ

私はサウナ室には「ロウリュ 」「狭い」「BGMなし」に加えて「暗さ」があります。

この「暗さ」という要素を満たすサウナは中々見かけることが少なく、仮に暗くともTV付きやロウリュなしと言った環境であることが多いです。

かるまるのケロサウナは「ケロ」を使用しているのも2020年12月時点で国内では3施設のみと珍しいにも関わらず、更にTVなし、BGMなしのサウナ室でセルフロウリュありの狭く暗い空間は極上です。

サウナ室は会話厳禁なのでサウナとじっくりと向き合える貴重な時間を体験できるので、これを味わうために行く価値ありです。

また国内でもテントサウナ以外では中々体験できない「薪」を熱源とした薪サウナは一度は体験する価値ありです。

暗い空間で薪の燃える音を聴きながら熱を感じるのは心地よく気持ちよく瞑想できます。

かるまるの魅力:充実しすぎている休憩処

私がかるまるで最も気に入っているのは休憩処の充実さで、特に「コワーキングスペース」は最高です。

隅々まで行き届いたホスピタリティは温浴場だけでなく、休憩処も充実していて、Wi-Fi環境や電源も完備、集中できる空間作りもしっかりしているので職場よりも集中できると言っても過言ではありません。

リクライナースペースも完備で1万冊以上の漫画や雑誌の書籍が自由に閲覧できるためリラックスする環境も完璧です。

サウナ後にリクライニングチェアでゆっくりと休憩する。

そしてその後にもう一回サウナに入る…

この流れもまたかるまる最大の魅力です。

かるまるは休憩処を満喫すると決めて入館すると、コストパフォーマンスが非常に高く、価格帯だけで見ると他の施設よりも割高に見えますが、サービスを満喫すると「コスパの良さ」に気づくことかと思います。

ご入館料金
一般料金:2,980円

会員料金(年会費 1,980円):2,480円

60分コース:1,480円

深夜割増料金(0時~4時にご入館・ご滞在の方):ご入館料金 +1,980円

早朝料金(4時~9時のご利用の方):1,980円

金曜日割増料金:ご入館料金 +480円

休日割増料金(土・日・祝日・特定日):ご入館料金 +980円

また、かるまるの魅力は宿泊にもあります。

宿泊することでよりかるまるの魅力を体験することができることでしょう。

サウナ界の遊園地「かるまる」を楽しもう

かるまるを一言で言い表すなら「遊園地」です。

かるまるはサウナーにとって最高の遊び場であり、癒しの空間です。

私の中でかるまるは「サウナエンタメを体験する場」という位置付けにあり、時々行くラグジュアリーな空間という認識なのですが、きっとサウナー一人一人にかるまるに対する位置付けがあることでしょう。

それを聴きながら飲むオロポはめちゃくちゃ美味いので、ぜひ「私にとってかるまるとは」というテーマで語り合ってみてください。

結構盛り上がります…!


いいなと思ったら応援しよう!

S.Uto
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! もしよろしければスキやシェアをしてくださると嬉しいです! また、サポートしていただけましたら、より良い記事を書くために活用させていただきます。