メンタルとは一体何者なのか?
突然ですが。皆さんもこの言葉、聞いたことありますよね?
「メンタル」
誰もが聞いたことある。目にしたことがある言葉、文字だと思います。
僕は、この「メンタル」という言葉をしっかり理解せずに、他人に軽々しく使うものでは無いと思っています。
僕は小さな頃からスポーツをしてきて色々な場面に遭遇しました。
選手のミスに対して、監督やコーチが「お前はメンタルが弱いからダメなんだ」「お前たちは相手にメンタルで負けてたから試合に負けた」
はい??本気で言ってます??と、今の僕ならその言葉で人を評価した人間に言うと思います。ただの屁理屈みたいにはなるのですが…
メンタルが弱いort強い。この2択でで競技の勝敗が決まるのだったらお寺にでも行って座禅勝負とかでよくありませんか?
どちらの方が心を静めて自分と向き合えるのか。これで全ての競技が成り立ちますよね?
色々な指導者の下でのプレーや、海外でのプレー経験を経て、僕なりに理解した「メンタル」というのは、全ての選手、全ての人に
「それぞれのメンタルの形がある」と、言う事です。
立場が上の人間が「メンタル」という言葉で終わらせては決していけないと思っています。
僕はその言葉だけで全ての人をくくり、終わらせてしまう指導者、上司は上に立つものとして失格だと思います。
その選手、その人にとってのメンタル面の弱い所はなんなのか?その部分を見極めて、その部分を相手に伝てあげる事が何よりも大切な事。なのではないかと思いませんか?
メンタルが強ければいい。という問題ではないと思います。
メンタルが強いをはき違え、「俺はできる!俺はやれる!」とあらぬ方向に突き進んでいく人もいるかもしれません。
反対に「僕は自信がないからその都度、確認します。その道は避けて通ります。」一見、気が弱く、情けなく見えてもその行動が、大成功を生み出す可能性だって大いにあります。
他人があなたに向ける無責任な「メンタル」という言葉は、ただの単語にしか過ぎず気にすることはないと思います。
それよりも、自分と向き合い自分を知る事。自分を好きになれ!と言っているわけではなく、自分自身のことを誰よりもまず知ろうとする強さが必要なのかなと思います。
自分自身を知ってあげる事で、「できる事、できない事」「やるべき事、やらなくていい事」それが理解できればおのずと自分に合った
「メンタルの形」
に、自分自身を導くことが出来るのではないでしょうか?
僕自身も気を強く保つ事が全てではなく、いったん問題から距離を置いてみる。解決の為に違う道を探す。柔軟に物事に対応する。ふさがった道があれば、ひらけた道がある。と思い、元の道から外れる勇気を持ちました。元の道から逃げるわけではなく、新しい道で新しい武器を身につけ、また乗り越える事の出来なかった道に戻って問題に挑む。
「戦う強さ」「逃げる強さ」「新たな道に向かう勇気」「戻る勇気」
色々な形があって、全て違った強さになって自分を支えてくれる物になると思います。
「メンタルは色々な形があって、強さも、弱さも、武器になる」
ひとくくりには絶対にできない物だと思います。
皆さんも「自分なりのメンタル」「自分に合ったメンタル」さがしてみてください。
ありがとうございました。では!また!
あ。面白い企画が出来上がりそうなので興味ある人は引き続きこのnoteを気にかけてくれたら嬉しいです。では!また!(2回目すいません)
Y&T Athletics K.Y
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