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塾講師のアルバイトで身につく力は「コミュニケーション能力」ではない

「今の経験が何の役に立ってるのかを認識すると、成長やアウトプットのスピードが倍増するよ」ってゆうお話しです。
私は大学時代塾講師を4年間やり、今人事で面接をしていますが、就活でもこの点を正確に捉えてる方は違うなって思えます。

例えば、筋トレでどこの筋肉を鍛えているのかをわかってない人なんていないですよね。
ある筋肉をのばすために、メニューを決めて筋トレをしている人がほとんどだと思います。

これはアルバイトやその他全ての活動に言えて、『この能力が伸びるんだ』って思って行動していることが大切なんです。でないと変な筋肉のつき方をします。

さて本題ですが、皆さん、塾講師で身につく力ってなんだと思いますか?


多くの人が、「コミュニケーション能力」って答えると思います。
確かにネットにもそう書いてるし、事実多くの現役の塾講師もそう答えちゃうと思います。

しかし、僕は塾講師のアルバイトでは、コミュニケーション能力はむしろ落ちると思っています。


理由を述べる前に、コミュニケーション能力について一度整理してみたいと思います。
コミュニケーション能力って実は一括りではなく、いろんな種類がありますよね。
例えば1つは、大学生のパリピのコミュニケーション能力です(笑)
サークルや飲み会でワイワイガヤガヤできる人はイメージしやすいと思います。これも1つのコミュニケーション能力ですよね。

同じように分類してみると、塾講師のアルバイトで身につくのは「子どもと接する、要するに年下へのコミュニケーション能力」だと整理できます。
塾講師の仕事は授業をすることなので、お客さんは基本的には生徒です。言い換えると、バイトの多くの時間は子供とコミュニケーションを取ることになります。
これは多くの人が経験することではないので、たしかにこの類のコミュニケーション能力は上がります。

ただし、教育関係など、子どもと接する仕事をする方を除いて、これ、社会で使う場面少ないんです。
なぜなら、多くのサラリーマンにとって、社会に出てからのお客さんは大人だからです。
その上残念ながら、場所はサークルや飲み会など、勢いだけで乗り越えられる場ではなく、建設的な議論が必要は場です。

このような社会で必要なコミュニケーション能力を鍛えたいなら、飲食店で接客業をやってる方がよっぽど身につくと思います。

冒頭でも言いましたが、これはネガティブな話ではなく、今この筋肉をつけてるんだって認識するだけで成長のスピードが倍増するよってゆう前向きな話です。

では一体塾講師で身につくのとはなんなのか、、?
次回のnoteで書きたいと思います!

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