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ザ・スーサイド・スクワッド【ネタバレ有り】 2022年4月29日

今日はNetflixの新着でアップされていた『ザ・スーサイド・スクワッド 〝極〟悪党集結』を観たので、良かったこと3点を箇条書きしていきます。

オープニングから最悪の連続が最高

特大星条旗をバックにした壮大な出発シーンからのチームワークバラバラで〝秒〟で作戦失敗する流れは最悪だけど最高。

ただウィーゼルが溺れるシーンがリアル過ぎて、出オチとしては面白いけど胸糞だった。でもウィーゼルが実は死んでいなくて、そのことを忘れた頃にオチとして持ってきたのは秀逸だったし、モヤモヤしていた部分が解消された。

あと冒頭からあれだけイキっていたのに、情けない死を遂げたサバントのまだシャバにいて極悪党だった頃の活躍を見てみたい。誰よりも早くウィーゼルの救出に向かっていたから、決してヘタレではないと思う。

主要キャラ1人1人にしっかりと感情移入できる

前作にも出ていたハーレイ・クインとリックはもちろんだが、新キャラ4人+1匹?も端的にキャラ表現が出来ていたので、感情移入しやすかった。生い立ちや家族の存在、特殊能力を持った経緯などをストーリーに絡めながらスマートに描いているので、すんなりと頭に入るし、実際には描かれていない部分の妄想しがいがあった。

また同じような戦闘スタイルのブラッドスポートとピースメイカー。どちらも特殊な親に育てられたラットキャッチャー2とポルカドットマン。共通点のあるキャラ同士の対比があるのも面白かった。ピースメイカー主役のドラマが配信されているが、ぜひ遺恨を残す形となったラットキャッチャー2との再対決を見たい。

あとナナウエの声がシルヴェスター・スタローンという無駄な豪華さにも笑わされる。

映像が鮮やかで美しい

日本では2021年8月に公開された映画なのだが、映画館(IMAX)で観なかったのをかなり後悔するほど、映像が鮮やかで美しかった。これはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2をアマプラで観た時にも同じ後悔をしたのだが、この2作はどちらもジェームズ・ガン監督作品。映画自体はすごく楽しめたのだが、前回と全く同じ過ちを犯している自分に心底ガッカリした。

ただ去年の8月頃といえば、社畜度MAXの生活を送っていたこともあり、休みはほぼ無し。そんな状態では娯楽を楽しむ余裕は一切無くて、僅かな休日は死人のごとく、家にこもって眠っていたので映画どころでは無かった。

今日『ザ・スーサイド・スクワッド』を観て、映画館で観れなかったことの後悔はあるものの、今はちゃんと映画を楽しめているのを実感し、改めて前職を辞めて良かったというのが、観終わってから初めに抱いた感想でした。

とりあえず、最後ウィーゼルが息を吹き返したが、あの島で子供の大量虐殺が起きないか心配している。

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