最大手広告代理店で働く中で感じた “ 印象ギャップ ”
冒頭 : 内容の3段まとめ
報酬
: 意外ともらえてない感が強い。
理由は月給 v.s. ボーナス比率にアリ。
(月給:ボーナス=3:7程度)
総合広告代理店で稼ぎたいなら、
いったんベンチャーで給与水準を
底上げした後、転職で入るのを推奨。労働時間
: 職種に寄って差が大きい。
営業職はいまだに昭和感の抜けない
働き方でわりと地獄。
プランナーは柔軟に業務調整が効き
自由度の高い働き方が可能。仕事の環境
: 最大手クラスの総合広告代理店の
平均年齢は40代程度と、ザ・高齢社会
の会社といった感じ。
デジタルAdなどの専業代理店は若い
メンバーが多く、女性比率も高い傾向副業できるか/できないか
: 総合広告代理店は“なぜか”副業NG。
上記1の報酬形態も相まって、
年収の調整が難しい。
専業代理店は副業アリな企業が多いが
広告運用業務の時間拘束力が強く、
副業に充てる時間を取れないことが
多い。
中章 : 自身のプロフィール
30歳
関西出身。大学から上京。
一社目は総合商社。
そこから第二新卒でデジタル専業代理店へ転職するという少し異色なキャリア。4年ほどデジタル専業代理店でストプラ
をやったあと、SaaS系ベンチャーへ
転職。3社目。SaaS系ベンチャーでは引き続き、
デジタル広告のプランナーをやりつつ
新規事業のPMを経験。3年でベンチャーを退職し、
最大手総合広告代理店へ転職。
主に、デジタル広告戦略を組む事業部の
プレイングマネージャーとして働く。
現在に至る
末章 : ギャップについてツラツラ
「思ったより、パッとしない業界。」
2社目、3社目を経て、最大手総合広告代理店に
転職したとき、そう感じました。
まとめ1に書いたとおり、
給与形態はベンチャーにいたときのほうが、
ストレッチできたなと。
「成果出したやつには、報酬で還元する」
という考えが強いベンチャーには、
個人インセンティブのチャンスがある。
そのため、目標以上の成果を出せば、
プロフィットシェアで額面が給与にプラス
されるため、稼ぎやすかったなと。
ぼくはこのかたずっと、プランナー職なので
広告戦略をいちど組み切ってしまえば、
無駄に労働時間として拘束されることがない
大体、月の平均労働時間は6時間ていど。
勤怠システムを除くと、周囲の営業メンバーは、ぼくの2倍程度多く働いている模様。
時給換算すると、
「かなり割に合わないな」と思って、営業メンバーの時給を計算してみた。すると、40代近いメンバーで、だいたい時給3,500円程度、、
平均給与以上にもらってるメンバーなので
時間対効果の低さたるや。
総合広告代理店はいまや、事業会社の
事業戦略コンサルティングも与件スコープと
して対応を拡大している。
(自身も、ナショナルクライアントの大型戦コン
与件を複数対応しているのだが)
それら戦コン与件の中には、事業のDX/CX戦略
のコンサルティング与件もある。
与件として、DX/CXソリューションのコンサルを
提供しているのに、社内のデジタル環境は杜撰で
システマティックな業務遂行スキームがほぼ
皆無。
故に、時間対効率の良くない仕事が云々と、
続きを書きたいが、知り合いのダンスイベントを
観に行かないと。