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嫌われる勇気とエッセンシャル思考。





初のインスタLIVEをして、
2mm進んだおべべです。



今回はインスタライブでもテーマにしたこの


「嫌われる勇気」 
  自己啓発の源流『アドラー』の教え
        著 岸見一郎 古賀史健


と相性のいいと思った

「エッセンシャル思考」 
  最小の時間で成果を最大にする
        著 グレッグ・マキューン

を掛け合わせた考え方や
どう行動していくかを発信していきたいと思います。

1.衝撃のアドラー心理学



嫌われる勇気はおそらく多くの人が
一度は目にしたことがあると思います。
                      
              
 

書店に行くと未だに、
目立つところに並んでいます。


私が初めてみたのは昨年6月。

正直、今まで自己啓発の類は
拒否反応があって意識高い系や
キラキラ系の人たちが読むやつと
敬遠していました。

内容もどれも同じようなことが
書いてあるというような偏見がありました。
                    

ただ大きく環境が変わり、
小説にどハマりしていた頃
考え方や哲学的なことに興味を持ち始め、
元々好きだった心理学の内容が知れるからという理由で手に取ったのが、「幸せになる勇気」


そっち?笑 

ってなってると思いますが、
知らずに続編から読んでしまいました笑


すぐに前編の嫌われる勇気を購入し、
読んでいくうちに、青年の暴言や反抗に
笑いながらも、どんどんのめり込みました。



1章「トラウマを否定せよ」
2章「すべての悩みは対人関係」
3章「他者の課題を切り捨てる」
4章「世界の中心はどこにあるか」
5章「いま、ここを真剣に生きる」



どの章も、常識に警鐘を鳴らしている内容で

目から鱗が出るってこういうこと?
ってなるような感覚でした。


私は読了した後に、毎回必ずすることがあって
一つは、適当でもいいので
その本のアウトプットをすること。

そして、Amazonレビューや
インスタで同じハッシュタグで飛んで
ほかのみんなが同じ本を読んで
どう解釈したかを調べます。


その後、改めて自分の腑に落とす作業を
していくのですが、この「嫌われる勇気」は、
見るタイミングによって"劇薬"になるなと思いました。


2. 危険な劇薬?アドラーの歴史



Twitterではアドラー心理学に取り憑かれた
大学生ぐらいの子が、精神疾患の方を
「お前らは、働きたくないから
 うつになって現実から逃げている!」

みたいなことを書いていて、
案の定、炎上していましたw




なぜそのようなことが起こるのか、



アドラーの根源はギリシャ哲学であり、
ソクラテスの対話をプラトンが書き留め、
それを元に、フロイトやアドラーも
独自の理論として広めていきます。


アドラーはフロイトの「原因論」を否定し、
「過去をどれだけ振り返っても
 前には進めないし、行動できない。」



ということで、フロイトの「精神分析」の
中核メンバーから決別しました。


私の解釈として、人の行動の本質に
憎しみや悔しさがある場合、
言葉や接し方にトゲや毒が生まれ、
何かを蹴落としてでものし上がるために
手段を選ばないと思っています。


となると、仲間を増やして布教していくには
哲学というカテゴリーであれば、弱いので
実態は宗教のような広め方に
なってしまったのではないかと思います。


そもそもアドラー心理学は
常識へのアンチテーゼがあり、
グサッと心をエグってくるように
感じるのはそういう背景があると思います。



3.エッシェンシャル思考とは。



一方、エッシェンシャル思考は、

本の帯でメンタリストDaiGoが
「無駄な仕事を押し付けられて苦しむ
 すべての人のための必読書」
と紹介しており、他にも


中田あっちゃんのYouTube大学でも
紹介しています。


さらに、私の今の仕事をするにあたって
頭の整理してくれた本があって

「やりたいことの見つけ方」 著 八木仁平

でも一番の参考文献として紹介されています。


結論から言えば、エネルギーを分散させず、
「より少なく、より良く」やる。

(手書きですw)


ということで、例えば、

・90点以上の仕事しかしない。

・何かを選ぶことは、何かを捨てること

・家族、友人、健康、仕事の中で
 一つを捨てよ。
 さらに成功したければもう一つ捨てよ。

・絶対やりたいか、やらないかの2択

・我々に必要なのは
 もっとゆっくりYESをいい、
 もっと素早くNOを言うことだ。

・イラってしたときがその人との
 境界線のヒントだ。

・この仕事をやる上で邪魔なものを取り除け




爽快でしょ?笑
なんとなく、嫌われる勇気と似てるでしょ?


中でも、私が一番ビビッときたところが、
次章。


4.「人はなぜ方向性を見失うのか?」



ちょうど個人的に付き合う友人や
SNSのフォローを断捨離したところで

テイカーから離れてみようと思っていたので
この、人が方向性を見失う理由は面白いつと思いました。


まず一つは、「選択肢が多すぎる」ということ。


受動的に入ってくるテレビや街頭広告などから
時代はYouTubeやSNSなど能動的に
情報を選択する時代になりました。
(Clubhouseも流行ってますね♪)


そのためフラフラ生きていると、
情報過多になり、大事なものが
見えにくくなってしまっています。




「ボーッといきてんじゃねーよ!」
ってチコちゃんに怒られますよw



また、他人からの口出しも
あらゆる方向から出てくるようになり、
最近では誹謗中傷やアンチコメントも
社会問題になっています。



「全部手に入れよう、全部やろう」
とするうちに、私たちは知らず知らず
何かを失っています。



無条件に情報が集まる欲ばりの時代に

自分の時間とエネルギーを
 どこに注ぐかを決められずにいるうちに、
 誰か(上司、同僚、顧客、家族、友人等)
 が私たちのやるべきことを決めてしまう。
 
 そうして思考停止に陥り、
 自分にとって何が大事かわからなくなる。

 自分で選べない人は他人の言いなりに
 なるしかないのだ



ということです。



ポスピスで看護師をしているある人が

死を迎える患者たちが
最後に後悔していることを聞きました。


記録し続けて最も多かった答えは、


「他人の期待に合わせるのではなく、
 自分に正直に生きる勇気がほしかった。」


と。

自分に正直に生きるということは、
単にわがままに生きるということではなく、



不要なことを的確に見定め、
排除していくということです。


そのためには、
無意味な雑用を断るだけでなく、
魅力的なチャンスを切り捨てることも必要になります。



やることを減らし、
人生をシンプルにして、
本当に重要なことだけしようということです。



文中より、メアリー・オリバーの
有名な一節を引用します。




教えてください、

 あなたは何をするのですか

 その激しくかけがいのない

 一度きりの人生で。





ハッとしますよね。
私も同じです。

だからこそいったん読むのをやめて
この問いをじっくり考えてみてください。




5.つまり私は何をいいたいのか?



「嫌われる勇気」と
「エッシェンシャル思考」。


両者は相性がいいと冒頭で述べました。



掛け合わせた上で恐ろしく要約すると


より少なく、しかしより良く、 
 いま、ここをダンスするように生きろ



ということです。



私自身、27歳になって初めて
自分の人生を生きると覚悟して
歩き始めました。


ケンタッキーフライドチキンの
カーネルサンダースは65歳になって
FCビジネスをスタートさせました。


人生に遅すぎることなんてありません。


煽ってるつもりではありません。
踏み出しかけている人の背中を押したい。


さぁ、「いま、ここ。」から
あなたの人生の第2章です。



ではまた!



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