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五感セラピストになろうと思った理由〜人生葛藤編〜

このnoteでは五感セラピストを目指すきっかけになった、過去の自分自身の悩みや特性についてオープンに綴りたいと思います。

拗らせてるな〜と思う方もいらっしゃるかもしれません苦笑
ただ、ぜひ五感セラピーに興味を持っている方には、等身大の自分の歩みをお伝えできたらと思います◎


“自分のまま”でいることを責めていた幼少期

皆さんは今の自分に影響を与えている幼少期の記憶ってなんですか?

楽しい思い出もあると思いますが、
人の記憶には衝撃の強いものの方が残りやすいそうで、
「痛み」を伴う記憶の方が多く出てくるかもしれません。

私の記憶は、

・子どもの頃に砂遊びをしていて、周りに合わせず自分の好きなように遊んでいた時に、スコップの取り合いをして、普通に奪い返して遊んでいたら母親が困ってた記憶とか🙃

・小学校の給食でお腹がいっぱいにならなくて、他のクラスに余ってると聞いて、欲求のままに取りに行ったら食いしん坊だと変な注目を浴びて恥ずかしくなったりとか🙈🍚

・兄は絵を描くのが上手で没頭している一方で、私は手先も不器用で、
運動神経もすこぶる悪くて秀でた取り柄がない...と落ち込んだり🎨😞

めちゃめちゃ些細な、今思えばほほえましい記憶ですが、
当時は小さな傷でも、思い出す度にどんどん深く刻まれていって。

もう記憶も定かじゃないのに、その時の感覚だけは思い出すんですよね。
記憶と結びつく感覚ってすごいです。

他にもいくつか、自分の無邪気な表現や、見切り発車の言動で人を驚かせてしまったり、良かれと思ったことが相手に受け入れられなかった体験が記憶に残っています。

今思えば、すごく感受性の強い子どもだったんだと思います。
次第に、喜びより痛みに敏感になり、周りと比較して「足りていない部分」を見つけるのが上手になっていった結果、感じることが辛くなってしまったんだと思います。

当時の私は感受性を自分らしさ、だとは思えなくてこんな気持ちでいっぱいでした。

“私、自分のまま無邪気に振る舞うといいことない”🙅‍♀️
“今のままの自分じゃだめだ。もっと頑張ってできること増やさないと”💪

「自己否定」と「不足感」からくる不安・自信のなさをどうにかしたい。
今の自分ではない「周りに迷惑をかけない・認めてもらえる自分」
になりたくて、克服するための行動が増えていきました。

自分の感受性をそのまま出したり、本能的な欲求を満たしながら人とうまく関わる良い方法がわからなくて。
まずは、痛みを和らげたかったし、分かりやすく「頑張ったね、すごいね、よくやったね」って言われて安心したかったのだと、今は振り返れます。
当時の私、可愛いなあと笑。

ここまで読んで、なんだか心身が疼いてしまった方がいたらすみません。
自分のトラウマをひけらかしたいわけではなくて、
飾らずに自己開示したいなと思って、近しい経験のある方には、私もそうだったと少しでも安心に繋がればと思っています。

私の頑張りスタイルが生んだ ”3大体質”

それ以降、「もっと頑張らないと!精神」でがむしゃらに走ってきました。
器用にこなせるタイプでもなかったので、人一倍努力!とか、プレッシャーを自分に課したり、鼓舞して出来るまでやる、
それ以外の選択はなくて、弱音もなかなか吐けませんでした。

そんな”頑張りスタイル”を続けていたある時、3つの体質が徐々に強化されていることに気づきました。

*張りつめ体質⚡️
・ネガティブな思考が働きやすく神経を張りつめやすい
(リラックスがなかなかできない)

*溜め込み体質💭
・思っていることを素直に表現できず感情を溜め込みやすい

*追い込み体質🚀
・自責志向が強く、プレッシャーを抱えて体力/精神ともに追い込みやすい

最初は、この頑張り方しかできないし〜と思ってたものの、
自分に課すハードルを高め続けた結果、自分のキャパシティ以上に負荷をかけて自らを消耗させる悪循環に陥っていました。
特に、20代後半頃から心身の不調に影響が出るようになって、過緊張で身体がガチガチ、休みの日も神経が休まらないまま思考ばかり働く時も。

ついに限界が来たのが2020年のコロナ禍のタイミング。
責任感や孤独感で押し潰されそうになり、仕事で評価されても心から喜べない、自分の本心がいつの間にかわからなくなっていることに気づいた時でした。

「感覚」が本音を知るヒントになるかもしれない

その時期一番怖かったのが、「何をしたいか分からない、感情が動かない自分」でした。
自分を変えたい、もっと自分らしく生きたいと思って頑張っていたはずが、自分の心が置いてけぼりになっていることに、限界が来て初めて気づきました。

いつもの私であれば、解決策を探そうと本を読んだり、勉強会に行ってみたりするところが、もうそんな気力も残っていないくらい憔悴していて、頭も働かないし、行動もできない状態。

ただ、人間は底をつくと大事なことに気づくようにできているんでしょうか。
そんな状況の私を、唯一救ってくれるものがありました。
それは五感に浸っている時間です。

自然の音に浸ったり、植物や土に触れたり、今の自分が欲しいアロマやハーブティーを入れたり。

感覚に身を委ねていると、

「あ、私すーっと抜けるような体感が欲しかったんだ..」とか🎐
「華やかな香りに包まれて温かい気持ちになりたかったんだ...」とか💐

虚無感に支配されてビクリともしなかった感情に、
微かに心地よさという動きを感じました。

徐々に緊張が解れていくのを感じ、心配事が頭を駆け巡って止められない状況もその時は静まって、ほっと落ち着く時間を過ごすことができました。

感覚の持つ非言語の力ってすごいのかもなあ。
言語や思考に軸をおいた世界に疲れ切っていた自分にとっては、希望となる気づきでした。

この感覚の力で、もっと人を深く癒したり、その人らしさを引き出すことはできないものだろうか?
そんなことをぼんやり浮かべながら月日は流れ、五感セラピーと出会う日がくるのでした。
(続く)

(余談)過去の自分のことって嫌いですか?

途中、辛い時期の話をしましたが、誤解を招かないように一つ伝えたいことがあります。

当時仕事でよく評価されていたのが
「逃げない」「断らない」「諦めない」姿勢だったんですね。

なんだかすごい世界。当時はこれが私の強みだ!とか真面目に思ってましたよ笑。当時の私のように、少しの違和感を抱えながらも頑張っている方も多いかもしれません。

でもね、私はそんな頑張り方をしていた自分を恥ずかしいとか思ってなくて、むしろ感謝してるんです。
なぜかというと、「もっと努力して自分の存在は価値があるって証明したい」と自分の価値を感じることを放棄しなかった自分が誇らしいなと思うから。

そんな風に一生懸命に必死に生きていると、助けてくれる人にも沢山出会うことができたし、向上心を持って行動していると、志の高い素敵な仲間にも恵まれて。

頑張り方は極端だったけど生涯の財産となる経験や人間関係を築けているのは、紛れもなく自責思考の頑張り屋の私がいたから。

だから、私は過去の自分も大好きです。


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