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窮屈な考え方と向き合っていこう
躁鬱大学の話題です。
窮屈になるとしんどくなる
この本では躁鬱人にとってだいじなことがたくさん書いてありまして、そのなかでも基本的なことは「窮屈にならないこと」だと学びましたし、そうだなと実感しています。
例えばわたしは文章を書くのが好きなんですが、「◯◯について書かないといけない」となるととたんに具合が悪くなる。もしくは、なかなかタイピングが進まなくなります。(今思えばWebライターを業務委託でやっていたときがそうでした)
著者の坂口恭平さんのように、書きたい文章を書籍化して、描きたい絵を描いたらそれが売れて、畑もやってトークショーもやる。そういう生活を組み立てることができたら理想ではあります。
現実的に窮屈を取り除く
でも、一朝一夕にできるものではありません。続けるためにはお金も必要です。そしてわたしの場合は結婚願望もありますから、やっぱり早いに越したことはない。現実的にはなかなか全員が全員、坂口恭平さんのような生活を送るいうのは難しいものがあるでしょう。
となれば、日常生活のなかで可能な限り、窮屈なものを減らしていくしかありません。多少の我慢はしつつも、「この考え方は窮屈だな」とか「別にこうしなくたっていいんじゃない?」ということもありますよね。
わたしの場合は、
noteを毎日更新しようと思っていたけれど、別に好きなときに書けばいい
実家にいるのは甘えている気がしたが、それは周りの目を勝手に気にしているだけでどうだっていいことだ。金銭的にも親の心情的にも実家暮らしのほうがいい
無理に正社員を目指さなくても、好きなアルバイトを組み合わせて稼げたらいいし、これから先の時代はそういう人も増えていくと思う
年収が多いに越したことはないが、今の生活を考えるととりあえず200万円あれば生きていける。田舎なので結婚後も400万円あれば大丈夫だと思う。
苦労をすべきという思考が根付いている。下積みも必要かもしれないが、わざわざ苦しい道を選ぶ必要はない。
ざっとこれだけの「窮屈」が胸の中に隠れていました。
マイペースを許すところから
最近知ったことなんですが、「自分はもっと頑張らないといけない」という思考も自己否定なんですってね。生まれてこの方、ずっとこの言葉を自分に投げかけていました。
そうじゃないんだよと。マイペースでいいんだよと。人と比べて甲乙つけたって仕方のないことです。スポーツならわかるけれど、それでも例えばホークスの周東選手みたいに、長所の走力を極めたほうが活躍の場が広がります。彼がバッティング練習に明け暮れていたら今のような活躍はなかったでしょう。
年収1,000万円あっても、心身が健康でないとなんの意味もありません。せいぜい、入院する際によい個室に入れるくらいです。お金がたくさんあっても一番は健康なんですね。
じゃあ、もう健康なだけでお金持ちみたいなものです。健康であればなんだってできます。わたしは接客は苦手ですが、農業バイトで生活費くらいなら稼げる自信があります。みなさんもコンビニバイトや倉庫での仕事・タクシードライバーなど、仕事はたくさんあります。健康ならなんだってできるんです。
大丈夫、すべてはなんとかなる!
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