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読了#2 「漫才過剰考察」

こんにちは。
読みました「漫才過剰考察」。

非常に面白かった!
早速記録を残したいと思います

1.この本との出会い

そもそもお笑いをほとんど知らなかった私。
そんな私がどのようにしてこの本に出会ったのか。

先日、M-1を令和ロマンが連覇したというニュースを見た。
M-1がどういうものかは知ってるので
単純にすごいなと思っただけで
ニュースを読み終えていた。

その日、会社の上司から
M-1がすごかったから見てみろという事で
その日の晩にTVerで観てみた。
面白い…すごい…というのが率直な感想。
特に令和ロマンの決勝1本目の漫才が最高に面白かった。

そこから令和ロマンにはまり
YouTubeなども観ていると
本を出版しているとのことではありませんか!
令和ロマンのくるまさんは分析や考察が得意という事はYouTubeなどを通じて知っていたので
その人の本は読んでみたいと率直に思い
早速購入。
読んでみた。

2.感想

まず導入!
最高の導入で一気に引き込まれた。
天啓を受けたと感じてM-1の世界に飛び込んでいくのだが、こういった我欲のない人が強い事強い事。
努力を努力と思わない、思えない人間なのだなと思った。
そしてそういう人は知らぬ間に大成するものなんだなと感じた。

本筋に入ってからは、お笑いって、漫才ってこんなに考えて戦略的にやってるんだ…という衝撃を受けた。
令和ロマンだからかもしれないが
これほど考える事があるんだという事を知れた。

過去、現在、未来
東西南北の地域傾向
客席の年齢層に応じての対応

様々な軸で本気で考察をしていて
本当に「過剰考察」。
その考察をしている頭の中を本にしたという感じ。

最後の粗品さんとの対談も
プロ同士ががっつりお笑いの話をしていて物凄く読み応えがあった。
2人とも賢い。

3.まとめ

本当に面白く
一気に読み終えてしまった。

この過剰考察はお笑いだけのものではなくて
どの仕事にも通ずるものだと思えた。

私であれば住宅の営業に携わっているので
来られるお客様の傾向と対策
過去現在未来の住宅業界
など…
とても刺激を受ける内容であった。

「完成とは、絶望じゃなくて希望なんだという事だ。
これか、これを伝えるために和ロマンは優勝したのか。」
漫才の論理が完成に近づいているという結論への一言。
めちゃくちゃかっこいい。
プロフェッショナルも感じることの出来た
とても良い本でした。

語り口調で読みやすい万人におすすめできる本でした。

ぜひ読んでみてください。

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