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家族日記

先程珍しく弟から電話があった

弟の息子が母の家に遊びに行って
我が家に帰る時に
帰りたくないーと言って泣いたらしい

それも号泣で
異常なほどだったと

妻の実家に帰っても
それ程でもないのに
うちの実家に帰ると最近そうなるらしい

その現象に非常に違和感を覚えて
私にその話を聞いて欲しかったとのこと

奥さんから
あなたの家は変だと言われたらしい

お母さんに息子を取り込まれそうで
こわいと言われたと

上手く言えないけど
うちって変だよな?と

…わかる
てゆうか変なんだよ

弟にも
うん、わかるわかる
変だようちは
私は30代になってそこに
ようやく気づいたから
と言った

やっぱそうだよね?
これって何なんだろう?
このモヤモヤを言語化したくてさと
弟が言った

その答えみたいな言葉
一旦出たんだよ…
でも忘れちゃったわ笑
と答えた

そのあと
我が家の過去の話や
母との関係などについて話した

結局甥っ子については
弟としてはもう実家離れ
自分達の自立
という意味でも
行かせない方が良いよなと
言ったが

私は
まあこれからも何かで
面倒を見てもらうことも
あると思うからグラデーションで
良いんじゃない?
いきなり引き離すというよりは
と言った

いや話せてよかった
少しすっきりしたわ
ありがとう
おつかれありがとう
と言って弟は電話を切った

弟から
話を聞いて欲しかったと
私に電話がくるなんて
思ってもいなかった

以前noteにも書いたと思うが
日常的な暴力を振るわれていたとか
そういう虐待はなかったが

むしろ経済的に
大きく苦労したことは
父の経済力のおかけでないし
親同士も仲は良かった

やはり私は母が核だと思っている

最近めっきり母を
思い出さなくなって久しい自分

私は仕事に夢中で
母がいない生活が自由で
この上なくどんどん順調に幸せに
なっているわけで

母の話をしていたら
体がブルブル震えてきた

電話を切ったら
震えが治った

やばいよなー…この拒否反応
体が拒否してるんだよね
母を認識することを

本当にやばいよ
震えちゃうんだよ体が
熱が上がる前の悪寒みたいに
はーあ…

わかります?
この感じ

わかりやすくいえば
うちは機能不全家族で
母は毒親
もしかしたら発達障害?

周りからはなんら問題ない
家族に見えているからタチが悪い

一番の問題は
母自身がそれを自覚し
認められないことである

自分のことしか考えられない人種の
話し合いが出来ない大人

これわからない人は本当に
わからない感覚なんだろうな
親がやばい人じゃないとわからない


弟から見た私は
本当は気が強いのに
なんで家にいる時は
ずっと良い子になるのか
今までわからなかった
なんで言いたいこと言わないのか
そうしたいからしてるのかと思ってた
俺は自己中だから
はやく家を離れたけど
だからその分
姉ちゃんとか妹が
くらっちゃったよなと思ってさ
と言った


いや、え…待って
私って気強いの…?笑

ちょっとした目から鱗…笑

何はともあれ
姉と弟という関係だが
理解が深まったからよかった

弟とだってもちろん
分かり合えたこともあるが
会話していても
ん?いやいや?と思うこともあった

まあそこは今は良いかという塩梅で
会話していた

そこを否定するのは今はいいか
という感じ

昔よりはお互い分かり合える
それで今は良い

やっぱり
母が相当変な人

父はそれに気づかなかったのか?
母は女で性格の悪さは父には見せない
その辺はほんとにうまかった
男女としての波長も合っていたんだろう
その反動?でそれらの
偽善的仮面は愚痴になって
全部私に押し寄せてきていた

それが胎内から30代前半まで
続いていたから
生まれた時から母にとっての
都合の良い役割を果たしてきた娘の私

弱い母の人生に体半分浸かっていた
弱いのに強力なエネルギーを浴び続けて
成長が止まっていた自分

そこから抜け出せたのは
ここ5年ほどのことである

そりゃすぐには私も回復しない

もう正直いって
母のことをずっと考えてきたから
いい加減あの人のことは何も考えたくない
というのが最近の気持ち

自分を幸せにすることしか
考えたくない

私は母に対する自分の答えを出した
弟は今自分なりのその答えを
模索しているように見えた


人生のどんな問題点も
自分で自覚しなければ何も始まらない

どんなに人に指摘されても
本人が認めなければ何も進まない

そういう人はずっと
自分のことしか考えられない

もしかしたらそういうスイッチを
持たずに生まれてきたのかもしれない

親にそれがないのだから
子供は諦めるしかない

子供なりに
私達兄弟なりに
成長しようとしている
変わろうとしている
そう感じた

何かが変な私達家族
義妹から見ても
そう言われてしまうのだから
自他共に認めると言わざるを得ない

ややこしいよな家族は

でも私は私の人生を生きるよ
助けたり助けられたり
感謝したりされなりしながら

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