【読書感想文】にnoteを活用してみませんか?体験談つき。
こんにちは!代ゼミ教育総研note、編集チームのAです。
早くも夏休みの前半戦が終了…
お子さんの宿題は終わりましたか??
編集チームはそれぞれ小学生の子どもがいるので、夏休みイベントの共有をしたり、宿題の進め方について話したりと、職場内で教育相談もできてとてもありがたい環境です。
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さて、編集Aの悩みの種といえば、読書感想文。小学校4年生の娘が、毎年一番苦手にしている課題でもあります。
編集A自身は読書が大好きだったので、さほど読書感想文に悩んだ記憶はないのですが、小学校4年生の娘はお恥ずかしながら読書習慣がほとんどなく…まずは本を読むところそのものに課題がありました。
さらに文章を書くことも苦手で、学校からの短い課題文であっても、書いては消し、書いては消し、親子でイライラが募る毎日…
まさに全国学力テストの状況を体現しているのです…
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そこで状況を改善すべく!
この夏の目標を決めました。
娘の目標
①本を読むことが習慣になる
②(どんな意見でもよいので)自分の意見を考えることができる
③考えた意見を文章化することができる
私の目標
★イライラを見せない笑
★必ずフィードバックをする
上記を掲げ、2人で頑張っているところです。
具体的に何をやっているかというと…
①本を読むことが習慣になる
まずは楽しめる本を手元に複数置く、ことから始めました。
導入としてマンガの『ガラスの仮面』、続いて本としては『世界名作集』『クレヨン王国シリーズ』『青空学校シリーズ』をどどんと(古本ですが)購入。
娘の好きそうな物語の傾向は把握していたのでこのチョイスになりましたが、もちろんお子さまの好みに合わせてよいと思います。
計画は功を奏して、娘は寝室まで本を持ち込んで毎晩楽しんでいます。
②(どんな意見でもよいので)自分の意見を考えることができる
ここからデジタルの力を投入します!
親子で口頭で話し合うのももちろんよいのですが、私自身の時間が限られてしまっていること(帰宅から就寝まで4時間しかないのです)、何より口頭だとどうしてもお互いにあらさがしをしてイライラしてしまうことが多いので、我が家ではLINEを活用することにしました。
毎日の出来事に関連づけて、私から質問をLINEで送ります。
質問する時は、「ポジティブな内容にすること」「なぜ?の視点を必ず入れること」を意識しています。
質問する目的は、「(どんな意見でもよいので)自分の意見を考えることができる」であるので、意見の是非や文章の是非は問わず、基本的には娘から来た返信を褒め倒します笑!
てにをはや句読点、質問自体を読み違えている時だけは、LINEで優しく(ここ大事!)指摘します。
やり取りを初めて約1か月ほど。娘からの返信もかなり早く、また長文になり、意見を考える、ということのハードルが低くなったように感じます。副次的な効果として、親子のコミュニケーションも以前より活発になりました。
さて、次のステップの下準備。
ちなみに、娘は『ヘレン・ケラー』を選びました。あらすじ紹介に「服従」という言葉がでてきて、何かの間違いかと思いましたが、確かにサリバン先生が「あの子を服従させなくては」という発言をしていたのでした…。びっくり。
③考えた意見を文章化することができる
さて、LINEで短い文章の練習を積み、素材も揃ったところで、もう少し長い文章(ここでは読書感想文)に取り組んでいきます。
ここで我らがnoteの出番です!
読書感想文の一つのネックとして、作文用紙にたくさん書き進めたあとで、「字数が足りない(多すぎる)!」「もう1回消してまた書き直す労力が…」がありますが、デジタルで文章を書けば、まずはここの問題はクリアです。
そしてnoteを使いこなしている皆さまには言うまでもないでしょうが、noteの強みが読書感想文の作成に生きてきます!
♡打った文章の順番が入れ替えやすい
♡文字数が一目で把握できる
wordなどでも上記は対応できますが、文章がエリアとして移動しやすいですし、文字数は右上に常時表示されていますから、noteの方がより使い勝手がよいですね(範囲指定した文字数を即座に確認できる機能も便利です)!
♡目次や区切り線が入れられる
読書感想文そのものには不要な要素かもしれませんが、目次や区切り線を入れようと意識することで、おのずと文章の組み立てや、情報の大きさの大小を考える助けになります(目次が大小2種類選べるのもnoteのいいとろこですね)。
♡根拠を引用しやすい
(読書感想文には不要かもしれませんが)より学年が上がって小論文を書く時に、論拠をきちんと引用するトレーニングがしやすいです(引用の仕方を複数選べるところ、引用元を書くためのキャプションがあらかじめ用意されているのも憎い!)
♡データを共有しやすい
「共有用リンク」を使って、親子間でデータを共有しやすいのもありがたいポイントです。スマホやタブレットを使って仕事先でも状況を確認できます。赤入れがしにくいのだけ、何か改善方法があるといいのですが…
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果たして娘の読書感想文の出来栄えはいかに…?
現在進行中ではありますが、例年になく、親子とも楽しく、4校まで進められていることをまずは報告しておきます。
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