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冬の色(光と私)|#シロクマ文芸部

冬の色って何色だと思う?


やっぱり「白」かな。


そう思うよね。
ということは、冬の色って、200色あるんだね。


どうして?


あの名言「白って、200色あんねん。」知ってる?


ああ。あれ、すごく好き。面白いよね。

黒は300色だったかな。
それで、グレーは6000色。


そんなに色ってあるのかな?


あるんじゃないかな。数えてみたら?
名前がついている色なら数えられるよ。


うん。そうだね。


でもね、
名前のついた色と色の間にグラデーションのように色がたくさんあって、一つの色は立体的な色空間の中の点だから、無限にあると言ってもいい。
そして、それは光がないと成立しない。
どんな種類の光かによっても色は変わるし、光があってこその色だね。
白と光は切っても切り離せない関係だよ。
真の白は雷に打たれないと見ることができないって聞いたことがあるし。真の白はまさに光に包まれるような感じなのかな?
だから、雪の白も白ではあるけれど、光がないと白には見えない。
でも、一番大事なのはその色を感じ取る
「私」なんだけどね。
じゃあ、冬の色は「私」ってことでいいかな。

う、うん。




(おわり)


🔸#シロクマ文芸部 に参加させていただきました。
「冬の色」楽しかったです❄︎❄︎❄︎
ありがとうございました♪



アンミカさんが白への愛を語った
「白って、200色あんねん。」
が大好きで、どうしてもこの言葉を入れたくて書きました。

それにしても、色が好きです。
並べて、重ねて、組み合わせて面白いです。
光や視覚。視覚に錯覚。色と心理。記憶。
奥が深くて届きません。

のんびりと配色パターンブックを眺める時間も好きです。素敵な写真とそこから抽出される配色パターンは色の仕組みや組み合わせのコツがわかるのでおすすめです。

配色パターンブック ユーリ・ロマニュク著




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