ある日突然、夫が適応障害になりました56~子どもの話を「聴く」~
30代小学校教師の夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、
家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。
適応障害になってから自身の子育てに変化が表われた
私が子育ての中で、今1番大切にしていることは
「子どもの話を聴くことである」
「聞く」ではなく、「聴く」の方を大切にしている
「聞く」は、「耳」で聞くことを表しているが
「聴く」は、「耳」と「目」と「心」で聞くことを表している
最近読んだ本の中に
「最高の子育ては、子どもを見て、子どもの話をじっときくことである」
と書かれていた
当たり前のことと感じる人もいるかもしれないが
適応障害になる前の私は
忙しいことを言い訳に、子どもの話を「聞く」しかできていなかった
今は「聴く」ことを意識している
すると、2つのことに気づくことができた
1つ目は、子どもの表情である
話している内容だけでなく
話している内容によって、子どもの表情も大きく変わっていた
特に
「楽しいことの話をしている時」の子どもの表情は最高に素晴らしかった
2つ目は、話を聴いてあげることで、子どもに落ち着きが見られた
以前であれば
不安でたまらないのか落ち着きのない様子がたびたび見られた
しかし、話を聴いてあげる回数が増えるごとに
安心感も生まれるのか、穏やかに過ごすことが増えてきた
適応障害になり、人の多い遊園地などには行けなくなったが
子どもの話をしっかりと聴くことができるようになった
今日も子どもたちから
どんな話が聴けるのか楽しみである
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最後までお読みいただきありがとうございました!
夫の日記を通して、少しでも適応障害で苦しんでいる方の励みになれば幸いです。
これからも記事を発信し続けていきますので、よろしくお願いします♪