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ある日突然、夫が適応障害になりました⑯~高校野球~
夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。
適応障害になってから、自分からテレビを観ることをやめた
理由は、テレビであっても、人目が怖いからだ
しかし、そんな私が1回だけ自分から進んでテレビを観たことがある
それは「高校野球の地方大会」だ
私の母校がテレビで放送されるということで
それだけは観たいと思い、思い切って観てみた
私は高校野球を通して、3つのことに感動した
1つ目は、「球児たちの目がいきいきとしていた」ことである
人目が怖い私ではあるが、
1球や1振りに全力を注ぐ球児たちの目には
なぜか、怯えるどころか、魅了されるものがあった
2つ目は、「仲間との絆」である
ピンチの時には、仲間がマウンドに駆け寄り、互いに鼓舞する姿があった
苦楽を共にした仲間であるからこそ、響くものがあるのだと感じた
3つ目は、「油断せず、徹底的に戦う」ことである
点差がひらいても、送りバントなどで、さらにもう1点取ろうと
手を緩めることなく、徹底的に戦う姿は、
相手が可哀想に見えるかもしれないが、
「油断をしない=全力を尽くす」という意味では
相手への敬意の表れでもあると感じた
私の母校は試合に敗れてしまったが、
過去でもなく、未来でもなく
「今」という時間を懸命に生きる球児たちから、たくさんの勇気をもらった
そんな球児たちに心から「ありがとう」を言いたい
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