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ある日突然、夫が適応障害になりました72~私の口ぐせ~

30代小学校教師の夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、
家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。


私には適応障害になってから意図的に口ぐせにしている言葉がある

それは

「次はどうする?」

この「次はどうする?」は子育てにも活用できる


例えば

我が家で最近あった話なのだが

子どもがガラスのコップを割った

ガラスのコップを割った子どもに対して

「こら!何てことするの!」と怒る人もいれば

「気にしなくて大丈夫だよ♪」と優しく声をかける人もいる

どれが正解と感じるかは、人それぞれだと思うが

私はここで

「次はどうする?」

と子どもに問いかける


小学校で働いていた経験上

子どもは自分がしてしまったことに大なり小なり罪悪感を感じている

そこへ追い詰めるように怒っても意味はないと私は考える

無理にでも謝罪の言葉を言わせようとする人もいるが

大切なのは

同じ失敗を繰り返さないように

自分でどうするかを考えさせることであると私は強く思う


「次からはガラスのコップをぎゅっと握る」等

どんな答えであろうと

自分で考えた結論を口に出せただけで大成功である


私なら

「自分で答えを見つけ出せたね」

と子どもを褒め、後は温かく見守る


なぜ、この考えに至ったかと言うと

私の適応障害と関係している

私は、適応障害と診断された時

「自分の何がいけなかったのだろう?」

と過去ばかりに囚われていた

どんどん負のサイクルに陥り、本当にしんどかった


しかし

「過去を悔やむことは、しんどすぎるから、次はどうするかを考えよう」

と開き直り

「次はどうする?」をあえて口に出していうようになった

すると

どんどん気持ちが楽になった


「覆水盆に返らず」という諺があるが

過去は変えられない

「それだったら、前に進もう」

そう切り替えれたことが今の自分に繋がっている


これからも

失敗や思い悩むことに出会っても

「次はどうする?」

と自分で考え

新たな一歩を踏み出す私の姿を

子どもたちには見てもらいたい



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YouYu
最後までお読みいただきありがとうございました! 夫の日記を通して、少しでも適応障害で苦しんでいる方の励みになれば幸いです。 これからも記事を発信し続けていきますので、よろしくお願いします♪