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5歳児にお小遣いを稼がせる教育をするとこうなる

我が家の金融教育は一歩ずつ前進している。数日前よりお小遣いで稼げるタスクが増え、5歳児の長女は毎日頑張ればひと月2,100円のお小遣いを稼ぐことができるようになった。

これまでの5歳児の長女のタスクとお小遣いの設定

朝は「ご飯を食べる、着替える、歯ブラシをする」ということを午前7:40までに済ませれば娘はお小遣いポイントが30ポイントもらえた。

そして夜はお風呂から出たら5分以内で着替えるというタスクに対し10ポイントのお小遣いが稼げるようになっている。

よって頑張ればいち日40円のお小遣いを稼ぐことができる設定となっていた。

この「稼ぐ」、そしてたまったポイント(=お金)を「使う」ということをすでに4回ほど繰り返した。

2021年12月20日から開始したので、この取り組みは約1か月半が経とうとしている。

新しいタスクができた

以前の投稿5歳児でも取り組める金融教育でも触れたが、「稼ぐ」「使う」を繰り返したことで娘は成長を手にいれ、この間欲しい靴があった際に、「買って!!!」ではなく、「何ポイントあれば買えるの?」というようになった。これはすなわち、自分で頑張って「稼いだ」ポイントを使って欲しいものを買うという経済活動における自立が幼児のレベルで一歩進んだということになる。

そのような中、中1男子のお兄ちゃんが帰宅後に「学校の片付け、明日の用意、水筒を洗う」というタスクをこなすようになっていた。

そして昨日月曜日、娘が帰宅した際に保育園のリュックから「着替え、水筒、コップ」を出すように母親から言われ、それをやろうとしている5歳児の娘がいた。

それを見たので、800円する「紫色のヒール」が欲しいと言っていることだし、新しいタスクを設定してあげようということになった。

そのタスクは保育園から帰ってきたら「着替えを選択かごに入れる、水筒とコップをキッチンに持っていく、リュックとジャンパーは所定の場所にしまう」という内容で、ポイントは30ポイント(=30円)と設定することが出来た。

タスク設定は重要だ

家庭内で取り組む金融教育はその教育の原点にお小遣いを「稼ぐ」という土台が不可欠となる。

またこのお小遣いを「稼ぐ」という取り組みには「上手なタスクの設定」がどうしても必要になってくる。

以前の投稿中1男子と5歳児のやる気を引き出す教育法でも書いたように、タスクの設定はうまくいくものとうまくいかないものがあり、子供の背中を押してあげられるようなタスク設定は軌道に乗せるのが意外と難しかったりする。

しかし我が家では子供たちがお小遣いを「稼ぐ」という取り組みが軌道に乗っている上、稼いだお小遣いを「使う」楽しみも体験しているので、お小遣いを「稼ぐ」ということ自体がやる気(外発的動機付けによるやる気、詳しくは以前の記事参照)を作り出すようになっている。

また親としてはひと月数千円であればさいふは痛まないうえ、金融教育が進むのであればぜひお小遣いをどんどん「稼いで」もらいたいと思うもの。
なので、5歳児の長女に新しいタスクが設定できお小遣いの「稼ぎ」を増やしてあげることが出来たのは親にとっても嬉しい前進となった。

5歳児でも金融教育は進む

すくなくとも我が家での検証ではあるが、5歳児が家庭内で設定された作業に取り組み、自分でお小遣いを「稼ぐ」ようになり、さらにそれを「使う」中で、自分で欲しいものを買うという感覚が育っているのは親としても金融教育に取り組んで良かったと思うことができる。

家庭内で金融教育に取り組むにはちょっとしたコツと道具が必要かもしれにないが、少しの工夫でできることであり、子供に対する影響はとても良いものであると考えられるため、ぜひチャレンジして欲しいと思っている。

内容を気に入っていただけた方はぜひ

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Yutaro Matsuki | GAZKID$ - ガズキッズ | YouWorld
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