目に見えない透明な協力形態としての「殺しも殺されもしないシステム」。 #Recipal (1)|エボサイマガジン
# アートとパドの悲劇
生物にとって、"協力体制"は当たり前ではない。
しかし「殺しも殺されもしないシステム」とよばれる"相互不可侵体制"であれば、生物界に普遍的に見られる。
進化生物学者ロバート=トリヴァースによれば、この「殺しも殺されもないシステム」="相互不可侵体制"は、生物界における協力────互恵的利他行動(Reciprocal Altruism)────の一形態、あるいはその初期形態といえるものなのだ。
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