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進化心理マガジン「HUMATRIX」

進化心理学(EP)「遺伝子とは、無意識のうちに私たちを動かすものなのだと頭に入れておいてほしい」by ロバート=ライト.心の働きは母なる進化に設計されている.
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記事一覧

サピエンスの持つ本能「再認ヒューリスティック」〜処理流暢性にただ流されるだけのチ…

再認ヒューリスティックに流されつづける生活はむなしい。チェーン店暮らしというやつだ。 仕…

EvoPsy
3週間前
6

暗くなったから家に帰るサピエンス。 #diary

からっ風が吹き、もうTシャツの出番は終わり、スウェットを引っ張り出してこなければいけない…

EvoPsy
3週間前
9

ヒューリスティックス〜このワイルドな世界で、そしてデイリーな生活で。 #Cogbias |…

✔︎ヒューリスティックな判断 こんなジョークがある。; 拳銃強盗「命が惜しけりゃ金だしな…

EvoPsy
1か月前
29

動くな、座れ | #Hutr

「1日1万歩歩きましょう」という誰が最初に言い出したのかわからない健康アドバイスがあるが、…

EvoPsy
1か月前
30

情報の「レス・イズ・モア(少ないほうが豊か)」 #Cogbias

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EvoPsy
1か月前
29

その日、人類は思い出した──「ヒトは食べられて進化した」ことを。 #Herd Ⅳ|進化…

前回からの続き: >マンザハンターVS. マンザハンテッド〜人類は狩りをするサルか、狩られるサ…

EvoPsy
2か月前
28

ヒトの展望記憶はレシピの実行のために進化した #進化グルメ学 no.32

腸詰めにされぶら下げられたチョリソー。透明ガラスの冷蔵庫の中で三日三晩寝かされている。

なぜ人類は豚骨ラーメンを好むように進化したのか #進化グルメ学 no.31

看板には店名がなく、骨組みのまま。 『愚直』という店名と相まって「宣伝する気はないから知…

EvoPsy
3か月前
36

スカベンジャーとしての人類──骨付き肉をしゃぶる悦び。 #進化グルメ学 no.30

香ばしく焼き上がった皮、しっとりジューシーな肉。 ニワトリを一匹丸ごと焼き上げるロースト…

EvoPsy
3か月前
37

退屈はなんのためにあるのか、に関する退屈な論考 #Bore Ⅰ | 進化心理マガジン「HU…

#01 退屈な存在 退屈を好む人はいない。 「退屈な作品だった」という批評は、映画を見た感想…

EvoPsy
3か月前
64

「好奇心はなぜあるのか?」と好奇心を持ってみる。〜情報食動物としてのサピエンス …

「好奇心はなぜあるのか?」と好奇心をもってみる。 その他全ての感情についても同様に「なぜ…

EvoPsy
4か月前
48

二足歩行という、ヒト流のロコモーション。 #Hutr Ⅲ 進化心理マガジン「HUMATRIX」

歩くことの不思議 サピエンスたちよ、 自分がどう歩いているのかを観察してみよう。 一本の…

EvoPsy
4か月前
30

快楽に近づくな!〜脳内のゴー反応を抑制する〜 patior #01 (連載『ガマンの進化』)

#01 脳内のゴー反応を抑制する

EvoPsy
4か月前
38

ヒトの脳は「人間関係」を処理するためのデバイスである 〜 ロビン=ダンバーの社会脳仮説とは? #Scbr Ⅱ |進化心理マガジン「HUMATRIX」

#02 霊長類も脳がデカい ヒトは脳がデカい生き物だが、ヒトの脳はなぜデカいのか?を考える際には、ヒトはサル(=霊長類)の一種であり、そもそもサルは脳がデカいことを思い出すのがいいだろう。 霊長類や類人猿は、同じ大きさの典型的ホ乳類と比較したとき平均してその2倍の容量の脳を持つ────ヒトはその6倍もの脳容量を持つとはいえ、ヒトの脳のデカさはサル時代に端を発している。 1980年代から90年代初頭にかけて、オックスフォード大の進化人類学者で霊長類学者出身のロビン‪=ダン