教師は何を与えることができるのか

こんにちは、朝から病院に行って、薬を飲んだら、もう治ったんじゃねと油断しているやうたです。(しっかり寝て治しますね)

今日、病院に行ってきました。改めて思ったのは、お医者さんって偉大だということです。

お医者さんに「大丈夫だよ」「もしなんかあってもなんとかするよ」と言われ、お薬を飲むとすこぶる体調が良くなった気がします。こんなのって、プラシーボ効果っていうんでしたっけ。ま、何はともあれ、お医者さんは病気の治療以外にも、僕たちに「安心」を与えてくれているんだということがはっきりしました。

さて、ふと思いました。

教師は「勉強を教える」以外に、何を与えることができるのだろうか

と。みなさん、それぞれ意見あると思うのですが、僕が与えたいと思っていることは、(与えるなんておこがましいですかね)

助け合うことができるつながり

です。それぞれの先生で、それぞれの教科で教えたいこと、与えたいことは多々あると思います。でも、僕は「助け合うことができるつながり」が、教師からの1番の贈り物だと思います。上越教育大学の西川先生の受け売りですが。

「つながり」が大事だと言うとよく言われるのが、「じゃあ、つながれない子はどうするの?」ということを言われます。今日も「つながれない子には先生がサポートして、手厚くしてあげてね」と言われました。

この「つながり」作りで難しいのは、「つながり」を教師は求めますが、そこには教師を介在した「つながり」は作れない点です。すこし難しいですかね。

簡単にいうと、子どもたち全員が教師の手助けなしで、つながっていることです。なぜ、教師の手助けはなしなのか。それは、僕があの子たちの側にずっといられないからです。

その時はいいでしょう。教師がなんらんかの働きかけをしたならば、その子はそのときはつながれる。でも、その後はどうでしょう。たぶん僕の前では、僕がお願いをすれば、その子を他の子は受け入れるでしょう。でも、卒業したあとはどうでしょう。30歳、40歳、50歳、それ以上の年齢になったときに、つながれるでしょうか。

記事で何度も書いていますが、僕が求めるのは「子どもの一生涯の幸せ」です。だから、僕がいなくても助け合えるつながりを子どもたちには持って欲しい。それが、僕の、教師の与えられる1番のものだと思います。

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