名匠・成瀬巳喜男の「黒歴史」? 『勝利の日まで』は 円谷英二が特撮を担当した <おとぼけコメディ?>だった。
まあ、戦時中に当局がPCLに依頼した
戦意高揚映画のはずが、
何故かドタバタコメディになったという。。。
しかも、監督が「あの」成瀬巳喜男なのがおかしい。
はじめは今井正が撮る予定だったが、今井が招集されたので
ナルセに回ってきた仕事。
さて、成瀬巳喜男監督、どういうつもりでこのコメディを
創ったのか。本人の口から聞きたいですね。
・・・
<あらすじ>
戦線慰問のため、博士(徳川夢声)は「慰問爆弾(笑慰弾)」を開発する。それは戦地に向けて発射し、爆発すると芸能人が現れて得意芸を披露するというものだ。高峰秀子が飛び出して歌を歌ったり、古川緑波が出てきたら声帯模写を演じ、エンタツ・アチャコは漫才を披露する。だが、一弾だけが不発して海底へ向かう。そこには高勢実乗が乗っており、得意のギャグ「アノネオッサン、ワシャカナワンヨ」と言いながら沈んでいくのであった。
「笑慰弾」を撃って飛んでいくシーンを円谷英二さんが特撮で処理したのでしょうか。フィルムがほとんど残っていないそうでして・・・。
(笑)それにしても、ひどいストーリーだw
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